静岡県の真ん中にあり、地域を代表するネオパーサ清水

清水PA(上下集約)は、地域を代表する大型SAPAとしてネオパーサ(NEOPASA)の名前が与えられている。
静岡県のほぼ中央にあるのが静岡市。その静岡市の東側、清水区にあるPAが新東名高速の清水PA(上下集約)です。地域の中核エリアであるため、ネオパーサ(NEOPASA)清水とも呼ばれているPAです。PAとはいえ、ほぼSAと同じような大規模の休憩所であるのが特徴です。
この清水PA(上下集約)は、2024年の暮れにリニューアルが実施され、新しく8店舗がオープン。また「KUSHITANI CAFE」も改装されました。クシタニはオートバイ用のウエアや用品を扱うメーカーであり、そのクシタニの製品を扱う「KUSHITANI PERFORMANCE STORE」も清水PA(上下集約)にはあり、ライダーに人気のPAというのも特徴のひとつです。
そんな清水PA(上下集約)のテイクアウトグルメは、どれも静岡色の濃いものばかりです。
冷たいアイスで地元自慢のミカンを味わう

清水PA(上下集約)の天神屋さんで販売されている「こだわり静岡みかんソフト」(650円)。写真のカップ以外にも、コーンでの販売もある。
最初に紹介するのが「天神屋」のスイーツ。
天神屋さんは静岡で展開する、お弁当やおでんで有名なお総菜のお店です。2024年のリニューアルでフードコートに天神屋さんの店舗がオープンしました。そこで人気になっているのが「こだわり静岡みかんソフト」(650円)です。静岡の食材として有名なのが日本茶とみかんであり、それを天神屋さんではソフトクリームとして提供しているのです。
ちなみに、日本茶バージョンは「こだわり静岡茶ソフト」(650円)です。天神屋さんのソフトクリームはカップもしくはコーンで提供されますが、今回は「こだわり静岡みかん」をカップでいただきました。
その味はどんなものかといえば、まるで「冷凍みかん」のよう! 冷凍みかんとは、昭和の時代に生まれ、鉄道の東海道線でも人気を集めたものです。ミカンそのものを冷凍させただけなのですが、冷たく、甘く、そして瑞々しいと、筆者も大好きだったスイーツです。そんな、ミカンそのもののおいしさが「こだわり静岡みかん」にはギュッと詰まっていました。果物が好きな人にも、おすすめしたいスイーツです。

2024年暮れのリニューアルでフードコートにオープンした「天神屋」。静岡県内に展開する、お弁当やお総菜のお店だ。