2025年4月3日に米・ロングビーチでお披露目が行われたトヨタ「GRスープラ」の北米仕様最終モデル「マークVエディション」が、「ニューヨークオートショー2025」(4月14日〜5月26日)に登場する。

2026年春の生産終了に向け熟成された「マークV」

「スープラ」よ再び!。当時トヨタ社長、現会長のモリゾウこと豊田章男氏の復活への想いとトヨタGAZOO Racingの確かな技術力で、17年ぶりの2019年に復活した5世代目「GRスープラ」。日本のみならず北米のスポーツカーマニアの心を捉えていたが、残念ながら2026年春をもって生産終了の時を迎えることとなった。

画像: これまで以上に鍛え上られた足回りが自慢の「GRスープラ マークV」。

これまで以上に鍛え上られた足回りが自慢の「GRスープラ マークV」。

それを受け、日本では2024年11月28日に最終モデル「A90ファイナルエディション」が発表され、2025年4月13日より1500万円で販売が開始されている。一方で北米仕様では、現地時間4月3日に「マークVファイナルエディション」が発表された。

そして、その「マークVファイナルエディション」(以下マークV)が、4月14日〜5月26日まで米・ニューヨークで開催される「ニューヨークオートショー2025」に、「GR86ユズスペシャルエディション」や「グランドハイランダー」、「カムリ」、新型「4ランナー」ともども展示されることとなったのだ。

記念すべき「マークV」だが、注目は走行性能の熟成だ。前後輪のキャンバー角の最適化やアンダーボディブレースの強化などで、コーナリンググリップの向上が図られている。電子制御ショックアブソーバーもよりレスポンスの良いものとされた。

サスペンションとボディの一体感を高めるため、フロントコントロールアームのラバーブッシュとリアサブフレームのラバーマウントの強化もこだわりを感じさせてくれる。ソレノイドバルブがショックアブソーバーの減衰力を細かく制御する、AVS(アダプティブ・バリアブルサスペンション)の採用も心強い。

画像: ダックテールカーボンファイバー製リアスポイラーをはじめ、エアロダイナミクスの追求にも抜かりはない。

ダックテールカーボンファイバー製リアスポイラーをはじめ、エアロダイナミクスの追求にも抜かりはない。

ダックテールカーボンファイバー製リアスポイラー、フロントホイールアーチフラップ、そして高めのフロントタイヤスパッツといった空力特性の改良も、期待値を高めてくれるところだ。

This article is a sponsored article by
''.