2025年4月17日、BMWとCASETiFY(ケースティファイ)がコラボレーションモデルを発表しました。スマートフォンケース、ウォッチバンドからイヤホンケースまで、多岐にわたるテックアイテムが登場します。
芸能人御用達のスマホケースブランド「CASETiFY」とは?
今や誰しもが手にするスマートフォン。その種類もまた、各社豊富なバリエーションを展開していますが、よりパーソナリティを主張するためにスマートフォンケースにこだわる人が増えています。ケースは保護にあらず、ファッションアイテムの一部。そう捉える人は少なくありません。そこでファッションブランドや大手メーカーなどが、独自のデザインを与えたスマホケースを世に投じる時代となりました。
と、そんな市場で頭角を現しているブランドが今回BMWとコラボレーションした「CASETiFY(ケースティファイ)」です。
2011年に始まったCASETiFYは、香港とロサンゼルスに拠点を置くグローバルブランドで、スマホケースのカスタムや購入をできるオンラインサービス事業を手掛けてきました。スマホケースはまるでキャンバス、すなわちケースは個性や情熱、人格を表す手段であると創業者のWes Ng(ウェス・ウン)は語っています。
CASETiFYのスマホケースにおけるカスタマイズビジネスは、海外のセレブリティやインフルエンサーが使っているのを見た視聴者たちに端を発して、みるみると成長していきました。そんなブランドとこの度ドイツのプレミアムブランドのBMWがコラボレーションを実施し、特別なスマートフォンケースやテックアクセサリーを展開することが発表されたというわけです。
「BMW × CASETiFY」はサステナビリティを重視
今回発売されるBMWとのコラボケースは、単なるロゴプリントなどのケースとは異なり、各モデルにコラボレーションに相応しいアイデアが盛り込まれているのが特徴です。
まずトピックに挙げられるのは、BMWの自動車からリサイクルされた素材をアップサイクル(再利用)しているという点。

自動車部品で使用されたリサイクルプラスチックやリサイクルアルミニウム、リサイクルゴムをアップサイクルした素材をコラボレーションしたCASETiFYの製品に採り入れている。
具体的には自動車部品のプラスチック素材を本体に使用したスマホケースをはじめ、スマホケースのカメラリング部分や、スマホストラップにアルミニウムのリサイクル素材を活用した商品が展開されています。
すなわち、BMWが推し進める電動化戦略やサステナビリティの強化など、ブランドレガシィがきちんと商品に落とし込まれているのです。