2025年5月16日(現地時間)、全仏オープンテニスが開催されるローランギャロスで、「ルノー4 サヴァーヌ 4x4 コンセプト」が世界初公開された。ルノー4 E-Tech エレクトリックをベースに、SUVモデルへの展開を模索したモデルで、すぐにでも実用化される可能性がある。

後輪にも電気モーターを搭載し、常時4輪駆動を実現

全仏オープンテニスの会場に設けられたルノーブースで初公開されたルノー4 サヴァーヌ 4x4 コンセプトは、「紳士の探検家」のためにデザインされた。スタイリッシュでどこへでも行ける、SUVルックのショーカーだ。

画像: ジェイドグリーンを基調としたボディワークを採用。シックな外観をさらに引き立てるグロスブラックのバンパーとホイールアーチが組み合わされる。

ジェイドグリーンを基調としたボディワークを採用。シックな外観をさらに引き立てるグロスブラックのバンパーとホイールアーチが組み合わされる。

フランス語で「サバンナ」を意味する「サヴァーヌ」という車名は、1950年代から探検の代名詞として使われ、1986年にはルノー4の特別仕様として登場している。

ルノー4 サヴァーヌ 4x4 コンセプトの特徴は、すでに欧州で発表されているルノー4 E-Tech エレクトリックよりも15mm車高が高く、後輪にも電気モーターを搭載し、常時4輪駆動を実現していること。泥濘、積雪、未舗装路、そしてオフロード性能が求められる地形でも機敏な走行を実現する。また、このショーカーは将来、AmpRスモールプラットフォームがBセグメントの4輪駆動電気自動車で登場する可能性があることを示している。

タイヤは専用のグッドイヤー ウルトラグリップ パフォーマンス(225/55)を装着し、専用の「サヴァン」18インチホイールと組み合わされる。また前後トレッドはルノー4 E-Tech エレクトリックよりもそれぞれ10mmワイド化されている。

This article is a sponsored article by
''.