2025年5月29日、ボルボ・カー・ジャパンはコンパクト シティSUVのボルボ XC40の仕様を一部変更し、また新価格も適用して発売した。
操作性を一気に向上。安全装備も充実。
XC40は、ボルボのコンパクト シティSUVだ。初代となる現行型は2017年に発表され、日本仕様は2018年から発売された。

ボルボ XC40のコクピット。日本仕様は全グレードとも右ハンドルのみとなる。
今回の仕様変更では、EX30やXC90などの最新のボルボ車と同様の新しいインターフェイスを採用したセンターディスプレイグラフィックとなり、快適で操作性に優れた次世代のUX(ユーザー エクスペリエンス)を提供する。新しいインターフェイスでは、ホームボタンで地図などが表示されるメイン画面に簡単にアクセスできるようになった。ナビゲーションを画面上部に表示することで、運転時の視線移動を最少にし、より安全な運転をサポートする。
また、ウィジェット機能により、お気に入りのメディアやハンズフリー通話などに簡単に切り替えが可能だ。さらに、コンテクスチュアルバーでは、走行状況などに応じて、例えば低速になると車外カメラのアイコンが表示されたり、よく使用するアプリが表示されるなど、使い勝手が向上している。
さらに、クアルコム テクノロジーズ(Qualcomm Technologies)社の次世代のコンピュータ基盤「スナップドラゴン コクピット プラットフォーム」の導入により、Googleを搭載したインフォテインメントシステムは、従来と比べて、処理速度は2倍以上、グラフィックの生成速度は10倍に向上し、より快適でスムーズな操作を実現する。