2025年6月11日(現地時間)、BMW AGはクロスオーバー電動SUVの新型「iX3」の最新情報を公開した。新型「iX3」の開発は最終段階に入っており、2025年9月に開催されるIAAモビリティ2025(ミュンヘン・モーターショー)で世界初公開される。その後に最終仕様を発表、2025年末からハンガリーのデブレツェンにある新工場で生産がスタートする。

「スーパーブレーン」で次世代テクノロジーの先駆けとなる

「新しいディスプレイと操作コンセプト」では、BMW Panoramic iDriveがドライバーの理想的な視線にすべての運転関連情報を表示し、人間工学的な効率性と安全性を最大限に高める。

画像: 今回公開されたのはテストの模様のみで、インテリアの画像はないが、BMW Panoramic iDriveなどその内容の一部は明らかになっている。

今回公開されたのはテストの模様のみで、インテリアの画像はないが、BMW Panoramic iDriveなどその内容の一部は明らかになっている。

BMW Panoramic iDriveは、フロントガラスのAピラーからAピラーにわたるブラックのプリント面に投影される「BMW Panoramic Vision」、BMW Panoramic Visionのディスプレイ上部のドライバーの視界に投影する「3Dヘッドアップディスプレイ」、マトリックスバックライト技術を採用した「センターディスプレイ」、使用可能なタイミングで点灯するスマートボタンを備えた「シャイテックステアリングホイール」などで構成され、物理的な操作系とデジタル機能をバランスよく組み合わせて、ユーザーフレンドリーで直感的な操作を実現する。

ノイエクラッセのインテリジェントな高性能コンピューター「スーパーブレーン」は、従来のシステムと比べて10倍の速度で情報を処理し、ドライバーの指示にこれまで以上にダイレクトに反応。パワートレーンとブレーキ機能、回生機能を調和させて連携し、車両を高度にコントロールする。これにより、新型iX3は、世界最高水準のドライバーアシスタンスシステムを実現し、次世代テクノロジーの先駆けとなるという。

また、新設計のBMWウォールボックス(DC)は19.2kWの充電・放電に対応し、to-Load、to-Home、to-Gridという広範な双方向充電機能を導入することにによって、「ノイエクラッセ」はエネルギーグリッドの包括的なソリューションを提供する。

新型「iX3」は、BMWならではのドライビングの楽しさをまったく新しいレベルに引き上げるという明確な目標を掲げて、開発が進められている。

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