イタリアのラグジュアリーブランド「フェラガモ」は2025年6月23日、ポルシェ・イタリア設立40周年を記念して、ポルシェとの特別なコラボレーションを発表した。

こだわり抜かれた内外装デザインでお互いの価値を高める

サルヴァトーレ・フェラガモとフェリー・ポルシェ。両者はそれぞれの分野で先駆者として、自らの夢を実現し、今日まで続くそれぞれのブランドの成功の礎を築いてきた。

サルヴァトーレ・フェラガモはハリウッドで映画スターのためにオーダーメイドの靴を製作し名声を得た後、故郷フィレンツェに戻り、「夢の靴職人」として知られるようになった。彼の「夢」を追求する情熱は、今日までフェラガモというブランドに脈々と受け継がれている 。

一方、フェリー・ポルシェもまた、1948年にスポーツカー「356 “No.1” ロードスター」の製造によって自らの夢を現実のものとした。このモデルが、現在世界中で高い人気を誇るポルシェブランドの始まりとなったのだ 。

画像: こちらは911 カレラ 4 GTS。ポルシェ初のハイブリッドモデルで「T-ハイブリッド(マイルドハイブリッド)」を搭載している。

こちらは911 カレラ 4 GTS。ポルシェ初のハイブリッドモデルで「T-ハイブリッド(マイルドハイブリッド)」を搭載している。

今回の特別仕様車の外装には車の空力特性を際立たせる繊細な白いラインが施され、内装ではシートに白いレザーパイピングがあしらわれることで、“メイド・イン・イタリー”ならではの洗練されたエレガンスがポルシェのデザインに融合している 。

ステアリングホイールやセンターコンソール、ドキュメントフォルダー、キーケースといった細部に至るまでブルソーニョカラーが配され、レザーとパルダオ木材のパーツとの調和が図られている点も特筆すべきだ 。

画像: フェラガモとポルシェのコラボレーションを示す「FERRAGAMO」ロゴ入りパーツと、特別色ブルソーニョの糸。

フェラガモとポルシェのコラボレーションを示す「FERRAGAMO」ロゴ入りパーツと、特別色ブルソーニョの糸。

ホイールもブルソーニョカラーで塗装され、手描きの白いラインで装飾されている。そして、ホイールの中心にはフェラガモのシグネチャーカラーであるレッドで彩られたポルシェのエンブレムが配され、この特別仕様モデルならではの個性を強く主張している。

さらに、同色の専用カーシートカバーも付属し、白いパイピング、フロントのポルシェのクレスト、側面には白い「FERRAGAMO」ロゴが施されており、細部までこだわり抜かれたデザインが、所有する喜びを最大限に高めてくれる 。

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