ブラック基調の都会派スタイリッシュグレードを追加設定
日産・ローグは北米市場専用に開発されたミドルクラスSUVで、日本国内では販売されていないが、同社の「エクストレイル(X-TRAIL)」と基本設計を共有する兄弟車でもある。
5人乗り仕様を基本とし、広々とした室内空間や先進の安全装備を備えたファミリー向けSUVとして高く評価されている。
2021年には米国で日産ブランドの中で最も売れたモデルとなり、燃費性能や走行性能、快適性においても総合力の高さが光る。パワートレーンには1.5L直列3気筒VCターボエンジンが搭載され、優れた燃費とトルク感の両立を実現している。

グロスブラックのエクステリアアクセントを施し、洗練された印象を与える新グレードの「ダークアーマー」。
ローグ2026年モデルの最大のトピックは、今回新たに追加された「ダークアーマー(Dark Armor)」グレードだ。
文字どおり“黒い鎧”を思わせる外観は、フロントグリルやバッジ、ホイールなどをグロスブラックで統一。さらに、ボディサイドには専用のブラックアクセントを配し、街中でもアウトドアでも存在感を放つ仕上がりとなっている。
ベースとなるグレードは「SV」。これにダークアーマー仕様が加わる形で、専用19インチホイール、ルーフレール、ブラックフィニッシュのエクステリアディテールなどが装備される。
ダークアーマーグレードの価格は未定だが、ベースグレードの「S(FWD)」は2万8790ドル(約428万円/1ドル148円換算)と発表されている。おそらく通常の「SV」グレードよりもわずかに上乗せされるだろうが、そのビジュアルインパクトと個性は十分に価格以上の価値を感じさせるだろう。

専用の19インチグロスブラックホイールを装着し、足もとの雰囲気を引き締めている。