2024年11月に抽選販売の申込み受け付けを開始したら10日で応募者数が上限に達して受け付けを終了した、光岡自動車(以下、ミツオカ)の「M55 ゼロエディション」。ようやく試乗する機会を得たので、ファーストインプレッションをお届けしたい。

購入者の3分の2近くは40〜50代。平均年齢は48.1歳

画像: ゼロエディション専用のハト目加工付き本革シート地は、ベースのシートに被せられたものだが、ホールド性は悪くない。

ゼロエディション専用のハト目加工付き本革シート地は、ベースのシートに被せられたものだが、ホールド性は悪くない。

さて、こんなM55 ゼロエディションを手に入れた人たちについて、ミツオカ調べのデータから紹介しておこう。まず性別では、男性が65%、女性が2%、残りの33%は共用などで不明。少なくとも3分の2以上は男性だ。年齢層は、以下のとおり。

20代:6.3%
30代:15.0%
40代:28.8%
50代:37.5%
60代:11.3%
70代:1.3%
不明・未回答:16.3%

やはり、ミツオカがターゲットとしている40〜50代で3分の2近くを占める。それでも、20〜30代が2割以上もいるのも興味深い。ちなみに、平均年齢は48.1歳。

限定100台とはいえ、シビックをベースとしたカスタマイズカーの車両価格は800万円を超える。この価格帯なら、M55と同じCセグメントはもちろん、Dセグメントの輸入車も購入できる。それでも、このM55を手に入れたいと思う人は、このクルマへのミツオカの熱い思いに共感したのだろう。

なお、ミツオカでは2026年生産予定の「M55 ファーストエディション」の先行予約を受け付け中だ。1グレード/1カラーだったゼロエディションに対し、ファーストエディションは10色のボディカラーが選べ、パワーユニットもハイブリッド(e:HEV)とVTECターボ(CVT)が設定された。

M55は気になっていたけれど、今さらMTは・・・と思っていた人には、CVTやハイブリッドも選べるのは朗報だろう。使い勝手はシビックと変わらないから、これ1台で暮らすことに問題はない。旧車につきもののトラブルに悩まされることもないし、安全&快適装備はしっかり充実している。2025年11月には、ファーストエディションの正式発表が行われる予定。そのときには全販売店で実車が見られるよう準備を進めているという。ミツオカ M55、その注目度はますます高まっていきそうだ。(文:篠原 政明/写真:原 アキラ、ほか)

画像: ゼロエディションでは専用特別装備のリアウインドーのルーバーは後方視界を妨げることはない。スポイラーも専用特別装備。

ゼロエディションでは専用特別装備のリアウインドーのルーバーは後方視界を妨げることはない。スポイラーも専用特別装備。

ミツオカ M55 ゼロエディション 主要諸元

●全長×全幅×全高:4735×1805×1415mm
●ホイールベース:2735mm
●車両重量:1360kg
●エンジン:直4 DOHCターボ
●総排気量:1496cc
●最高出力:134kW(182ps)/6000rpm
●最大トルク:240Nm(24.5kgm)/1700−4500rpm
●トランスミッション:6速MT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:プレミアム・47L
●WLTCモード燃費:未発表(ベース車は16.3km/L)
●タイヤサイズ:235/40R18
●車両価格(税込):808万5000円

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