ヒョンデ モビリティ ジャパンのショールームが全国に広がっている。その中で一番南にあるのが「Hyundai Citystore沖縄」である。ここはヒョンデ初のロードサイド型ショールームとなるのは特徴で、展示車、試乗車に全EVのラインナップを揃えている。
画像: ヒョンデシティストア沖縄はヒョンデ沖縄が運営している。メーカー指定工場を持ち、車検、点検、整備も行う。

ヒョンデシティストア沖縄はヒョンデ沖縄が運営している。メーカー指定工場を持ち、車検、点検、整備も行う。

那覇空港からクルマで約30分、国道329号線沿いにあるのがHyundai Citystore沖縄(ヒョンデ シティストア沖縄)である。ここは日本最南、沖縄で唯一、そしてヒョンデ初のロードサイド型ショールームである。今回はヒョンデ沖縄の楚南社長、沖縄のEV事情について話を聞いた。

画像: ヒョンデ沖縄株式会社の楚南幸賢代表取締役社長。沖縄のEV事情を話してくれた。ヒョンデ車販売の実績も長いので安心してさまざまな相談ができる。

ヒョンデ沖縄株式会社の楚南幸賢代表取締役社長。沖縄のEV事情を話してくれた。ヒョンデ車販売の実績も長いので安心してさまざまな相談ができる。

このお店のオープンはいつですか?
楚南社長「ヒョンデ沖縄となったのは2023年2月からですが、Hyundai Citystore沖縄として店舗をグランドオープンしたのは昨年(2023年4月)ぐらいです。すでに1年ぐらいは経っています。ヒョンデ沖縄株式会社が運営しています」

沖縄には他にヒョンデのお店はありますか?
楚南社長「ここしかありません。沖縄でヒョンデのEVを購入できるのはここだけになります」

もともとヒョンデさんとはどのような関係があったのですか?
楚南社長「20年ぐらい前から、ヒュンダイと呼ばれていた時代から日本で販売していました。その後、日本から乗用車部門が撤退してからもヒョンデの商用車部門は残っていたのでユニバース(バス)の販売をしていました。ほかにはそれまで販売したヒョンデのクルマの部品供給やアフターサービスをしていました。そして数年前にヒョンデが日本へ再上陸するということになり、我々もそれに沖縄の販売会社として参加しました。ユニバースというバスは販売していたので、ヒョンデとの関係はずっと続いていたのでそれも大きく影響しています」

画像: ヒョンデ シティストア沖縄の店内は広く、明るく、クリーン。展示もインスター、コナ、IONIQ 5と全ラインナップを揃えている。

ヒョンデ シティストア沖縄の店内は広く、明るく、クリーン。展示もインスター、コナ、IONIQ 5と全ラインナップを揃えている。

ずっとヒョンデ車のアフターフォローは継続していたのですね。その時から繋がりのあるお客さんは今もいらっしゃいますか?
楚南社長「ヒョンデもサービスキャンペーンなどを続けていてユーザーをフォローしていましたので弊社でも継続していました」

沖縄のEV事情、販売の傾向、人気などを教えてください。
楚南社長「日本全体を見ると電気自動車に魅力を感じている人が少ないですよね。世界では違い、EVに目を向けているところもありますが、日本のハイブリッド車があまりに優秀なため、まだEVに目が向かないのが現状です。それでも我々はヒョンデのEVに注目し、他に先駆けて知名度を上げていきたいと思いビジネスしています」

画像: 試乗車も豊富なのがヒョンデシティストア沖縄の特徴。IONIQ 5 Nの試乗車も用意されている。

試乗車も豊富なのがヒョンデシティストア沖縄の特徴。IONIQ 5 Nの試乗車も用意されている。

沖縄の人はEVに積極的というわけではないのですね。
楚南社長「沖縄は自動車販売の市場がとても小さいです。日本全国の約1%と言われています。結局は何をするにしてもよほど頑張らないと売れないのです。黙ってては売れないので私は積極的に活動しています。もともとはヒョンは沖縄ではイオン(イオンスタイルライカム)に出店する予定だったのですが、ヒョンデ モビリティ ジャパン(HMJ)の当時の社長(趙社長)に、この場所を無理矢理に見せて、ここの方がいいと説明、説得し、ここにお店を構えることを納得いただきました。ここは、1台しか展示できないイオンは違い現状のラインナップをすべて並べることができ、さらに試乗車も置けるちいうメリットを説明させていただきました。お店の後には2000坪のサービス工場や他の場所にはグループ会社の中古車センターもあります」

画像: 展示スペースも広く、すべてのヒョンデの車種を揃える。ヒョンデ初のロードサイド型ショールームで国道沿いからもとても目立つ場所にあり初めて行ってもすぐにわかった。

展示スペースも広く、すべてのヒョンデの車種を揃える。ヒョンデ初のロードサイド型ショールームで国道沿いからもとても目立つ場所にあり初めて行ってもすぐにわかった。

ここの人気の傾向はどうですか?
楚南社長「やはり新車が発売されたときはお客さんが多いですね。インポートカーオブザイヤーに輝いたIONIQ5は試乗いただくといいクルマだと納得いただています。コナも新車発売当時は興味を持たれていた人が多かったです。そしてインスターは価格も魅力的なのでこれからはこのクルマは販売の中心になるのではないでしょうか。いずれにしと3モデルともとてもいいクルマなので自信を持ってお勧めできます。試乗いただくととても手応えを感じています。

またヒョンデ沖縄では、沖縄の交差点や高速道路の近くなど目立つところにヒョンデの看板を建てています。コストもけっこうかかりますが、そうした覚悟を持ってヒョンデの認知度をあげて、お客さんにもお店の場所がわかるようにして来ていただきやすいようにしています。現在、これが3本立っていますが、今後はこれを10本に増やす予定をしています。HMJから資金的な援助はありませんが、こうしたやるべき投資は実施しています。現状、3本しかありませんが、それを見て来店いただいているお客さんも多いです」

画像: 店内は、ヒョンデ車のオンライン購入のサポートをするスペースも完備。

店内は、ヒョンデ車のオンライン購入のサポートをするスペースも完備。

ほかにここに来店いただくような施策はされていますか。試乗車も充実しているようですが。
楚南社長「お店に来ていただけたお客さんにはとても満足いただいています。試乗車も全モデル揃えています。IONIQ 5 Nの試乗車もあります。全ラインナップ揃っています。沖縄でのビジネスには精通しています。日本撤退前のヒョンデ車の多く販売していましたので、再参入後もたくさん売ってやるという意気込みです。今、何台売れたとかというより将来に向けて目を向けたビジネスもしています。たとえば沖縄のレンタカーにもヒョンデのEVを提供したりしています」

最後に、こうしたショールームを沖縄の他の場所に出展する予定はありますか。
楚南社長「それはありません。ここでしっかりヒョンデのクルマを販売していきますので、ぜひ多くの人に来店いただければと思います。私はいつもヒョンデの商売は楽しいと思ってやっています。また世界第三位の自動車メーカーを扱っているという誇りを持ってやっています」

Hyundai Citystore沖縄 ヒョンデ シティストア沖縄(ヒョンデ沖縄)
沖縄県島尻郡南原町字宮平658番地
TEL 098-835-6221(サービス工場 098-889-2543)
営業時間 9:00〜18:00

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