トライアル会場には、電源がないのでHondaパワープロダクツの発電機を使っています。
千葉 Hondaパワープロダクツを使用していますね。
小川 試合では発電機(EU26i)を使っています。イベントの時は蓄電器(LiB-AIDE500)を使っています。
千葉 どのように使っていますか。
小川 トライアル会場には、電源がないので発電機を使っています。和寒大会では3台使用しています。ブロワや洗車、扇風機、充電、夏のレースではスポットクーラーも持ち込みますが、それらは発電機がないと使えませんので絶対になくてはならないものです。またイベントのときは、作動音のない蓄電機が活躍しています。

小川選手のバイクはHonda RTL301RR。メカニックはお父さんが担当する。ピットテント内での作業や電源などに使われるのが発電機EU26iで、電源もないところで開催されるトライアル選手権にはチームにもとっても選手にもなくてはならない存在だ。

12年連続チャンピオンの小川選手とチームを支えるのは発電機(EU26i)。和寒大会には3台の発電機を持ち込んだ。
千葉 今シーズンはどうですか。
小川 全8戦で今回が4戦目です。開幕戦前の練習でケガしてしまいトレーニング不足で、それが前半戦は響いています。開幕戦は参戦も微妙でしたが幸運にも勝てました。その後の2戦、3戦は勝てず、ライバルを追いかける立場です。

レース前に選手は歩いてコースを下見する。小川選手によると、この時点でどのように攻略するかのイメージが湧くという。
苦手なコースはありません。がむしゃらにやってきたのとトライアルが好きだからだと思います。
千葉 苦手なコースはありますか。
小川 コースの事前情報もありませんし、練習走行もありません。歩いて確認だけできますのでそこでイメージします。苦手なコースはありません。経験値があるので難しいコースも他の選手が苦労するぶん、有利になると思います。長くトップでいられるのは、がむしゃらにやってきたのとトライアルが好きだからだと思います。

三重県四日市市出身の小川友幸選手。12歳からトライアル競技に参戦し続け現在48歳で最年長勝利記録も保持する。
千葉 最後にトライアルの面白さを教えてください。
小川 見るとびっくりしてくれるところです。そして技量次第で結果がすぐに現れるところですね。