2025年9月1日に発売したMotor Magazine11月号の特集は「ザ・スーパーカー」。ド直球すぎるタイトルだが、いま再び、スーパーカーに焦点を当てる。今回はその中からPart8 その他編に登場した個性あふれるスーパーカーたちについて紹介する。(写真提供:アルファロメオ、GM、ゴードンマレーオートモーティブ、ブガッティ)

V12自然吸気×6速MTやブランド初のハイブリッドモデルなど

ゴードンマレーオートモーティブ T.50

画像: ゴードンマレーがデザインしたマクラーレン F1を意識させるフォルムで、運転席が中央に位置するセンターシートを採用した3シーターレイアウトも踏襲されている。T.50で注目なのは車両重量で、V12エンジンをリアミッドに積むスーパーカーながらわずか986kgという軽さを実現する。トランスミッションは6速MTのみと、まさに究極のライトウエイトカーだ。

ゴードンマレーがデザインしたマクラーレン F1を意識させるフォルムで、運転席が中央に位置するセンターシートを採用した3シーターレイアウトも踏襲されている。T.50で注目なのは車両重量で、V12エンジンをリアミッドに積むスーパーカーながらわずか986kgという軽さを実現する。トランスミッションは6速MTのみと、まさに究極のライトウエイトカーだ。

90年代にマクラーレンF1を描いたゴードンマレー。彼のスーパーカーに対する信念と強いこだわりは、今や彼自身の築いたブランドで昇華している。1トンを切るボディのリアミッドにV12の自然吸気エンジンを積むT.50はまさに、その権化といえるだろう。

ブガッティ トゥールビヨン

画像: 高級機械式時計で用いられる複雑な内部機構「トゥールビヨン」の名が与えられたブガッティの最新作。シロンの後継だが、完全な新設計でV16自然吸気エンジンに24.8kWhのバッテリーを搭載するプラグインハイブリッドモデルだ。価格は380万ユーロ(日本円で約6億5000万円)からと、まさに浮世離れしている。

高級機械式時計で用いられる複雑な内部機構「トゥールビヨン」の名が与えられたブガッティの最新作。シロンの後継だが、完全な新設計でV16自然吸気エンジンに24.8kWhのバッテリーを搭載するプラグインハイブリッドモデルだ。価格は380万ユーロ(日本円で約6億5000万円)からと、まさに浮世離れしている。

ブガッティは、1909年創業でイタリアとフランスに誕生のルーツを持つ。20世紀末にフォルクスワーゲン傘下となりドイツのエンジニアリングも加わったことで、どの国のスーパーカーとも異なる唯一性を獲得した。とくに最新作のトゥールビヨンは技術面とデザイン面に磨きがかけられており、ブランドの「個性」をこれまで以上に強く表している。

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