BMWジャパンは2025年9月17日、同社を代表するSUV系モデル「X5」と「X6」に、それぞれブラックをテーマとした限定車「Edition Shadow(エディション シャドー)」を発売すると発表した。
スポーティな装いと走りの性能を極めた限定モデル
1999年に初代が登場したBMW X5は、同社が“スポーツ アクティビティ ビークル(SAV)”と定義する新しいジャンルを切り拓いたモデルだ。オフロード性能とオンロードでの俊敏な走りを高次元で両立し、従来のSUVの枠を超えた存在として市場に定着した。
現行型は2019年に登場した第4世代で、2023年にはデザイン刷新を受け、さらに現代的な印象を強めている。
一方、2008年に初代が登場したBMW X6は、世界初の“スポーツ アクティビティ クーペ(SAC)”という新ジャンルを確立した。
SUVの力強さとクーペの流麗なスタイリングを融合させ、独自のポジションを築いた。現行型は2019年に登場した第3世代で、こちらも2023年にデザインをアップデートし、より現代的な佇まいへと進化している。

写真はスポーツ アクティビティ ビークル(SAV)の「BMW X5 xDrive40d Edition Shadow」で、外装色はブラックサファイア(メタリック)。
今回の限定車「X5 Edition Shadow」と「X6 Edition Shadow」は、そのベースに「Mスポーツ パッケージ プロ」を採用。Mスポーツパッケージに加え、プロではMハイグロス シャドーライン、Mシートベルト、Mライト シャドーラインが装備され、見た目をよりスポーティに仕上げている。
さらに機能系パーツでは、Mスポーツ エギゾーストシステムやブルーキャリパーのMスポーツブレーキ、インテグレーテッド アクティブ ステアリング(後輪操舵システム統合型ステアリング)など、走りを磨く装備を搭載する。