革新的な技術進歩にあわせて新たなデザイン言語を採用
BMW iX3の次世代モデルは電気自動車のスポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)で、ブランドの変革を進めるうえでのひとつのマイルストーンであり、ノイエ・クラッセの到来を先導するモデルと紹介される。

全長4782mm、全幅1895mm、全高1,635mm、ホイールベース2897mm、フロントトレッド1628mm、リアトレッド1633mm。縦型デザインのキドニーグリルが1960年代のノイエクラッセを思い起こさせる。
ノイエ・クラッセは未来を見据えたBMWの大規模プロジェクトで、通常のフルモデルチェンジにとどまらず、第6世代BMW eDriveテクノロジー、800kmの航続可能距離、400kWの充電、新たなドライビングダイナミクス、自動運転、インフォテインメント、個性豊かなデザイン言語、BMWパノラミックiDrive、総合的なサステナビリティ戦略など、今後のBMWに革新をもたらす重要なニューモデルになる。
革新的な進歩には大幅なデザイン変更がつきもので、次世代型BMW iX3にもBMWの新たなデザイン言語が登場し、これは今後BMWブランドの全モデルに応用される。この新たな形式の採用により、再びBMWの独創的な世界が作り上げられる。フロント中央の縦型デザインのキドニーグリルは1960年代のノイエクラッセをモチーフにしたものであり、テールランプはBMWらしいL型ライトには水平方向の新意匠が加えられた。
インテリアのハイライトは、新たなコントロール オペレーションシステムである「BMWパノラミックiDrive」。このシステムは前例のないほどドライバーにフォーカスされ、適切なタイミングに適切な場所で、適切な情報をドライバーに提供する。また、幅110cmのフロントウィンドウ下部エリアに情報を投影する「BMWパノラミックビジョン」や、ドライバーに向かって17.5度傾いて装備される17.9インチのセンターディスプレイが備わり、オプションで「BMW 3Dヘッドアップディスプレイ」も選択できる。

物理的な機能コントロールが備わる4スポークのようなデザインのマルチファンクション・ステアリングホイール。そのスイッチ類は機能が利用可能あるいは利用中の場合にのみ明るく点灯する。センターディスプレイ(17.9インチ)はドライバーに向かって17.5°傾けて配置される。