2025年9月19日、日産自動車(以下、日産)は同年8月25日に先行公開した軽スーパーハイトワゴン、「ルークス(ROOX)」の新型の価格やスペックなどを発表。発売は2025年秋を予定している。

ハイウェイスターにはターボ車も設定

ルークスは、日産の軽スーパーハイトワゴンだ。今回の新型で4代目となるが、2013年に登場した2代目から三菱自動車との合弁会社であるNMKVで製造されている。したがって、2025年9月18日に発表された新型デリカミニとeKスペースとは姉妹車にあたる。

画像: 従来型よりルーフ前端を約10cm伸ばし、前後のウインドーを立てて室内空間を拡大している。

従来型よりルーフ前端を約10cm伸ばし、前後のウインドーを立てて室内空間を拡大している。

新型ルークスの先行情報は当Webモーターマガジンでも紹介したが、エクステリアに「かどまる四角」をモチーフとしたデザインや、日本の伝統的な建築様式である「唐破風(からはふ)」にインスピレーションを受けた新たな2トーンカラーを採用し、インテリアはリビングルームのような心地よい空間を実現している。

また、「インテリジェント アラウンドビューモニター」(移動物検知、3Dビュー機能付き)をはじめとする多くの先進運転支援技術を搭載し、室内空間、走行性能、使い勝手など全方位で進化させ、従来の軽自動車の常識を打ち破る、まったく新しい価値を提供するという。

パワートレーンは従来型に採用されていたマイルドハイブリッドを廃し、3気筒 0.66Lのノンターボが基本だが、ハイウェイスターにはインタークーラー付きターボエンジン搭載車も設定。トランスミッションはCVTのみで、いずれのグレードにも2WD(FF)と4WDが設定される。

車両価格(税込)は、S(FF)の167万2000円からハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション(4WD)の236万3900円となっている。装備などの詳細に関しては、新型ルークスのWebカタログを参照して欲しい。

画像: ハイウェイスターXのインテリア。ディスプレイオーディオやインフォテインメントシステムはオプション。

ハイウェイスターXのインテリア。ディスプレイオーディオやインフォテインメントシステムはオプション。

日産 ルークス ハイウェイスターX 主要諸元

●全長×全幅×全高:3395×1475×1785mm
●ホイールベース:2495mm
●車両重量:960kg
●エンジン:直3 DOHC
●総排気量:659cc
●最高出力:38kW(52ps)/6400rpm
●最大トルク:60Nm(6.1kgm)/3200rpm
●トランスミッション:CVT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:レギュラー・27L
●WLTCモード燃費:21.0km/L
●タイヤサイズ:155/65R14
●車両価格(税込):191万9500円

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