2025年10月3日金曜日(現地時間)、F1第18戦シンガポールGPがシンガポール市街地のマリーナベイ・ストリート・サーキットで開幕、10月5日日曜日にナイトレースとして決勝が行われる。F1グランプリはカスピ海沿岸のバクーから赤道のわずか北140キロに位置するシンガポールへ南下、同じ市街地サーキットながら、気候もコース設定もまったく異なる戦いに挑む。ここからF1グランプリはいよいよフライアウェイ戦に突入し、12月の最終戦第24戦アブダビGPで迎えるクライマックスへと向かう。

フェルスタッペンの2戦連続ポールトゥフィニッシュで戦況に変化!?

前戦アゼルバイジャンGPでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが快勝。ポールポジションのフェルスタッペンはスタート後のいきなりのセーフティカー出動にも動じず、素晴らしいダッシュを見せて主導権を握ると、一気に独走状態を築き上げ、全ドライバー中最後となる41周目に余裕を持ってタイヤ交換。そのまま残り10周を走り切って前戦イタリアに続くトップチェッカーを受けた。予選から多発していたアクシデントにも対応する完璧な勝利だった。

一方、チャンピオンシップをリードするマクラーレンは、ポイントリーダーのオスカー・ピアストリが予選9位に沈んだ上にスタートで失速し大きくポジションダウン、さらにターン6でアウト側のバリアにクラッシュしてして今季初のリタイアとなってしまう。チームメイトのランド・ノリスも予選7位から決勝でもペースが上がらず低調で、7位フィニッシュでポイントを重ねるのがやっとだった。

2戦連続のポールトゥフィニッシュで、いよいよレッドブルの完全復活か、今週のシンガポールGPが注目される。

画像: 前戦アゼルバイジャンGPではレッドブルのマックス・フェルスタッペンがポールトゥフィニッシュで今季4勝目をマーク。シーズンの流れに変化が訪れた感も。

前戦アゼルバイジャンGPではレッドブルのマックス・フェルスタッペンがポールトゥフィニッシュで今季4勝目をマーク。シーズンの流れに変化が訪れた感も。

【参考】2025年F1第17戦アゼルバイジャンGP決勝 結果  

1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT)51周
2位 63 G.ラッセル(メルセデ ス)+14.609s
3位 55 C.サインツ(ウイリアムズ・メルセデス)+19.199s
4位 12 K.アントネリ(メルセデス))+21.760s
5位 30 L.ローソン(レーシングブルズ・ホンダRBPT)+33.290s
6位 22 角田裕毅(レッドブル・ホンダRBPT)+33.808s
7位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス )+34.227s
8位 44 L.ハミルトン(フェラーリ)+36.310s
9位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+36.774s
10位 6 I.ハジャー(レーシングブルズ・ホンダRBPT)+38.982s

【参考】2025年F1ドライバーズランキング(第17戦終了時)

1位 81 O.ピアストリ(マクラーレン)324
2位 4 L.ノリス(マクラーレン)299
3位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル)255
4位 63 G.ラッセル(メルセデス)212
5位 16 C.ルクレール(フェラーリ)165
6位 44 L.ハミルトン(フェラーリ)121
7位 12 K.アントネリ(メルセデス)78
8位 23 A.アルボン(ウイリアムズ)70
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16位 22 角田裕毅(レッドブル)20

【参考】2025年F1コンストラクターズランキング(第17戦終了時)

1位 マクラーレン 617 
2位 メルセデス 290
3位 フェラーリ 286
4位 レッドブル 272
5位 ウイリアムズ 101
6位 レーシングブルズ 72
7位 アストンマーティン 62
8位 キックザウバー 55

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