2025年11月19日、ステランティス グループは「ジープ(Jeep)」ブランドから、まったく新しい電動モデルの「リーコン(Recon)」を発表した。2026年初めに生産を開始し、米国とカナダから販売を開始する。

ドアやガラスが取り外し可能な唯一の電気自動車

画像: 水平基調のダッシュボードと助手席側のグラブハンドルが特徴的なインパネまわり。

水平基調のダッシュボードと助手席側のグラブハンドルが特徴的なインパネまわり。

リーコンのエクステリアは、ジープのDNAを継承している。視認性の高い大きなフロントウインドー、直立したフロントグリルには伝統の7スロット、そしてU字型のデイタイムランニングランプとLEDヘッドランプを備えている。デュアルペインサールーフが標準装備で、オプションでスカイワンタッチパワートップも選べる。ドアやリアクオーター&スイングゲート ガラスは工具なしで取り外せる。

グリルやピラー、ウインドーのトリムはグロスブラック仕上げで、LEDテールランプはラングラーにインスパイアされており、スイング式テールゲートにはフルサイズのスペアタイヤをマウントしている。

インテリアでは、まず水平基調のダッシュボードと助手席側のグラブハンドルが特徴的だ。12.3インチのメーターパネルと14.5インチのタッチスクリーン センターディスプレイも備わる。2段式センターコンソールなど収納スペースは豊富で、リアシートをたためば65.9立方フィート(約1780L)になるラゲッジスペースと、フロントにも3.0立方フィート(約81L)のトランクが備わる。

内装にはリサイクル素材も多用されている。エンタテインメントではアルパインのオーディオシステムを標準装備し、先進的インフォテインメントシステムであるUコネクト5も搭載している。

前述のように2026年初めに生産を開始し、米国とカナダから販売開始され、その後第4四半期にグローバル展開する予定だが、日本に導入されるかは現段階では未定だ。

画像: 前後のドアを取り外した状態のリーコン。日本導入に関しては、現段階では未定だ。

前後のドアを取り外した状態のリーコン。日本導入に関しては、現段階では未定だ。

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