2025年11月19日、ステランティス グループは「ジープ(Jeep)」ブランドから、まったく新しい電動モデルの「リーコン(Recon)」を発表した。2026年初めに生産を開始し、米国とカナダから販売を開始する。

650hpと840Nmを発生し、航続距離は約400km

画像: 「ジープ」ブランドのまったく新しい電動モデルとして登場した、リーコン(Recon)。

「ジープ」ブランドのまったく新しい電動モデルとして登場した、リーコン(Recon)。

リーコンは、専用に設計された電動アーキテクチャに基づいて構成された。ジープならではのパフォーマンスと電動の4xe機能を融合させ、電動4WDはジープ独自のセレクテレイン システムで、あらゆる路面で最高のトラクションを提供する。

最高出力は650hp、最大トルクは620ポンドフィート(約840Nm)を発生し、0→60mph(約96km/h)加速は3.7秒、推定の航続距離はグレードによるが最大250マイル(約400km)と発表されている。そのパワートレーンは前後の電気駆動モジュール(EDM)で、それぞれ250kWの定格出力を発生する。

電子制御デフロックによってオフロード性能は強化されており、また舗装路の定速走行時などでは前輪の駆動をカットして後輪のみで走行し、バッテリーをセーブして航続距離を伸ばす。総電力量100kWh(400V)のバッテリーパックは頑丈で高強度のスチール製アンダーボディに収まっている。

33インチのタイヤを標準装備し、最低地上高は9.4インチ(約24cm)を確保。アプローチアングルは34度、デパーチャーアングルは34.5度。そしてブレークオーバーアングルは23.5度と、オフロード性能も抜かりない。セレクテレインは5つのドライブモードを備えており、急勾配を下るためのセレクスピードコントロールも装備する。

画像: 「ジープ」ブランドの電動モデルにふさわしいオフロード性能を備えている。

「ジープ」ブランドの電動モデルにふさわしいオフロード性能を備えている。

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