2025年12月1日、BYD オート ジャパン(以下、BAJ)は独自のハイブリッドシステムであるスーパーハイブリッド「DM-i」を搭載するSUV「シーライオン(SEALION)6」を発売。デリバリーは、FWDが2026年1月末、AWDが同年3月からを予定している。

世界初の量産型PHEVを発表したのはBYD

画像: 日本仕様はサスペンションが専用にチューンされ、ブラックのアルミホイールも日本専用アイテムだ。

日本仕様はサスペンションが専用にチューンされ、ブラックのアルミホイールも日本専用アイテムだ。

BYDの日本導入第5弾は、それまでのBEV(バッテリー電気自動車)ではなく、プラグインハイブリッド車(PHEV)のSUV「シーライオン6」だ。既にジャパンモビリティショー2025で一般公開され、2025年11月1日から先行予約を開始し、同年11月末時点で300台以上の受注があるという。

BYDは20年以上にわたりハイブリッド技術の研究開発を続け、2008年に世界初の量産型PHEVを発表した。現在では、90以上の国と地域でPHEVを販売しており、累計販売台数は740万台に達する。

シーライオン6のPHEVはBYD独自のDM(デュアルモード)を進化させたDM-iを採用。世界最高水準の熱効率を誇る1.5L 高効率エンジン、高出力に対応するDM-i専用ブレードバッテリー、高効率なエレクトリックハイブリッドシステム(EHS)で構成される「電気走行が主体」のハイブリッドシステムだ。走行の大半をモーターが担うためEVのように静かな走りとスムーズな乗り味を実現し、必要な場面ではエンジンを効率良く作動させることで優れた燃費性能を発揮する。

画像: 写真のFWDは1.5Lの自然吸気エンジンに専用ブレードバッテリーとモーターを組み合わせ、航続距離は1200kmに達する。

写真のFWDは1.5Lの自然吸気エンジンに専用ブレードバッテリーとモーターを組み合わせ、航続距離は1200kmに達する。

満充電時には100km(FWD)のEV走行が可能で、日常の移動はほぼ電気のみで完結。FWDの航続距離は1200kmに達する。長距離走行時にはエンジンによる発電と走行を最適に組み合わせることで、ユーザーの航続距離の不安を解消し、快適性と効率性を両立した電動パワートレーンだ。

エクステリアは、他のBYD車同様の海洋シリーズ特有の世界観で、洗練されたスタイルを実現。。伸びやかな横基調のフロントにシャープで存在感のある「オーシャンX フェイス」のデザインを取り入れ、ダイナミックな印象を形成。サイドにはボディ全体を貫く稜線を配し、静かな水面に広がる波の動きを思わせる流麗なプロポーションを生み出している。リアの一文字テールライトは光の演出によって立体感を強調する。19インチのブラックホイールは、日本専用アイテムだ。

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