予定していた場所で充電できないことも今後は増えるだろう
これはドライバーのマナーの問題なのだが、それが1台ではなく4台。つまりすべてのBEV充電用の駐車枠に駐めらていたのだ。これでは、BEVはお手上げだ。駐車枠を空けてもらおうとクルマに近寄っても、車内には誰もいないので声をかけることもできず、充電をあきらめるしかない状況だった。
BEVの普及台数が増えてくると、充電スタンドや充電用駐車スペースが足りなくなることも考えられるが、EV以外に占領され、充電ができなくなるとは考えてもみなかった。充電しないクルマに乗っていると充電の重要さがあまり身近ではないのかもしれないが、BEVのドライバーの立場で考えていただきたいものだ。

充電の目安は走行可能距離より、充電残量を参考にしている。SOCが20%になると残量表示がオレンジになり、警告してくれる。
話は変わるが、コナは充電残量が20%になると充電が必要だとアイコンがオレンジで表示される。さらに10%未満になると「直ちにバッテリーを充電してください」という警告表示が出てくるのだ。つまりSOCが20%ぐらいになったら充電したほうがいいということである。
ちなみに長期テスト車のコナの場合、SOC20%で走行可能距離は83km(電費6.6km/kWh)と表示された。これは電費や気温、空調の使用状況、走行状況によって変わってくるが、まだ80km以上も走れるのだから、BEVバッテリー警告が表示されても慌てずに充電スタンドを探したい。

晴れていればまだいいが、雨が降っていれば、こうして地面に置かれ汚れたり濡れた充電ケーブルを使わなければならないのだ。
急速充電を使用する場合、80%ぐらいまで充電するのがバッテリー保護の点からも望ましい。長期テスト車のコナでは、SOC20%で約85km、80%で約345kmが表示されるのでその間の約270km分を走ったところで充電していくことが多い。
ただ、あらかじめ長距離を走ることがわかっているときなどは、事前に普通充電などを使いSOC100%まで充電することもある。そんなときは走行可能距離が440km以上になるので約100kmほど余裕ができることになるからだ。その距離の中で充電場所を決めるなどの充電マネジメントをするというわけだ。こうしたことを考えることもEVに乗る楽しみのひとつだと言えるだろう。

バッテリー残量が20%以下になると中央のディスプレイにオレンジになったアイコンが現れ警告される。
さて、コナの長期テストを開始して今月で10カ月が経過した。現在の走行距離は1万3500kmを超えている。この調子で順調に行けば、来月あたりには12カ月または1万5000km点検のことを考えなければならないだろう。ちょうど年1回の自身の健康診断を受けていて、そんなコナの定期点検のことを思い出した次第である。

