2011年10月、マスタング 5L V8 GTクーペをベースに、専用チューンの6速MTやサスペンション&アドバンスドトラックなどを搭載した特別仕様「マスタング V8 GT パフォーマンスパッケージ」が登場した。2012年1月の発売を前に、ツインリンクもてぎのスーパースピードウェイで国内試乗会が行われ、Motor Magazine編集部も参加しているので、今回はその模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2012年2月号より)

フル加速からのブレーキングの繰り返しでも悲鳴をあげないタフさ

実際に試乗すると、加速力やパフォーマンスに終始驚かされた。ツインリンクもてぎのスーパースピードウェイは、インディジャパンが開催されたコースであり、全長1.5マイル(2.4km)のなかにターン1からターン4までの4つのコーナーを持ちストレート長はフロント、バックともに600mだ。

V8 GT パフォーマンスパッケージは、このふたつのストレートでアクセルペダルを全開にするとスピードメーターの針は200km/hオーバーを指す。これだけで十分に超高速の世界が体感できる。しかし、それも一瞬で終わり、すぐに減速しなければならない。次のターンに進入するからだ。試乗中は、こうしたフル加速からのブレーキングを何度か繰り返すことになるが、このマスタングは少しも悲鳴をあげなかった。実にタフだ。これならロードコースで走ったらもっと楽しいだろう。

さて、フォード・ジャパンは、この特別仕様車に合わせマスタングの一部改良も発表した。この2012年モデルでは、セレクトモードが追加されている。これは走行シーンによってコンフォート/スタンダード/スポーツといった3つのモードから電動パワーステアリングのアシスト量を選択できるというもの。さらにV6エンジン搭載車の標準装着アルミホイールのデザインが10スポークから14スポークに変更されたことなどがあげられる。(文:Motor Magazine編集部 千葉知充)

画像: 日本に導入されるマスタングで6速MTを搭載する唯一のモデル。最終減速比は3.73とベースよりローギアード化。

日本に導入されるマスタングで6速MTを搭載する唯一のモデル。最終減速比は3.73とベースよりローギアード化。

特別仕様 フォード マスタング V8 GT パフォーマンスパッケージ 主要諸元

●全長×全幅×全高:4785×1880×1415mm
●ホイールベース:2720mm 
●車両重量:1660kg 
●エンジン:V8DOHC
●排気量:4951cc
●最高出力:307kW(418ps)/6500pm
●最大トルク:529Nm(53.9kgm)/4250rpm 
●トランスミッション:6速MT
●駆動方式:FR
●車両価格(税込):530万円(2011年当時)

This article is a sponsored article by
''.