2026年1月22日(現地時間)、WRC世界ラリー選手権 第1戦ラリー・モンテカルロが開幕する。ラリーは雪と氷を含むフランスアルプスの山岳地帯にあるターマック(舗装路)を舞台に行われ、25日にモナコ・モンテカルロでフィニッシュする。現行のラリー1規定最後となる2026年シーズンは、どんな戦いが繰り広げられるのか。

2025年と同様、シーズンは全14戦。ラリー・ジャパンは5月開催に

2026年のWRCがいよいよ開幕する。今シーズンも例年どおりモナコとフランスを舞台とするラリー・モンテカルロで長いシーズンがスタートし、2025年と同様に全14戦が組まれるが、ラリー・ジャパンが5月に移行し、かわってラリー・サルディニア(イタリア)が秋開催となるなど、カレンダーは少し変更されている。

WRC世界ラリー選手権 2026年カレンダー

第1戦 モンテカルロ:1月22日〜25日
第2戦 スウェーデン:2月12日〜15日
第3戦 ケニア:3月12日〜15日
第4戦 クロアチア:4月9日〜12日
第5戦 スペイン:4月23日〜26日
第6戦 ポルトガル:5月7日〜10日
第7戦 日本:5月28日〜31日
第8戦 ギリシャ:6月25日〜28日
第9戦 エストニア:7月16日〜19日
第10戦 フィンランド:7月30日〜8月2日
第11戦 パラグアイ:8月27日〜30日
第12戦 チリ:9月10日〜13日
第13戦 イタリア:10月1日〜4日
第14戦 サウジアラビア:11月11日〜14日

2022年から始まった現行のラリー1規定のWRCは今シーズンが最後となるため、今年はマシンレギュレーションに大きな変更はなく、ラリー1規定で新規参戦のワークスがないことから、今年もトヨタ対ヒョンデの戦いになると予想される。

ただし、トヨタ対ヒョンデの力関係は昨年と同じとはいかないだろう。昨年はトヨタが14戦中12勝をあげてダブルタイトルを獲得したが、トヨタもヒョンデも、今年設定されるホモロゲーション・ジョーカーを使用しながらマシンを開発し直してくるからだ。トヨタは新しいリアウイングを開発して、GRヤリス ラリー1の空力を強化。また、サスペンションにセットアップの幅をさらに拡げることを可能とする新しいパーツを採用してきた。

チャンピオン争いは、2022/2023年の世界王者カッレ・ロバンペラ(トヨタ)がWRC活動を休止(日本のスーパーフォーミュラに参戦)し、セバスチャン・オジェ(トヨタ)に加えて、オイット・タナック(ヒョンデ)も全戦出場ではなくパートタイム参戦となることから、トヨタとヒョンデのエース格、エルフィン・エバンスとティエリー・ヌーヴィルの争いになるのではないかと思われる。

ただし、昨シーズンはパートタイム参戦のセバスチャン・オジェ(トヨタ)がタイトルを獲得しているし、オリバー・ソルベルグ(トヨタ)、サミ・パヤリ(トヨタ)など注目の若手がラリー1のマシンで走るので、波乱が起こるかもしれない。もちろん、勝田貴元(トヨタ)も有力なチャンピオン候補だ。

画像: 昨シーズン、ドライバーチャンピオンに輝いたセバスチャン・オジェ(右/トヨタ)。パートタイムの出場でタイトルを獲得した。

昨シーズン、ドライバーチャンピオンに輝いたセバスチャン・オジェ(右/トヨタ)。パートタイムの出場でタイトルを獲得した。

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