2026年1月22日(現地時間)、WRC世界ラリー選手権 第1戦ラリー・モンテカルロが開幕する。ラリーは雪と氷を含むフランスアルプスの山岳地帯にあるターマック(舗装路)を舞台に行われ、25日にモナコ・モンテカルロでフィニッシュする。現行のラリー1規定最後となる2026年シーズンは、どんな戦いが繰り広げられるのか。

同じステージ内にドライ、ウエット、雪が混在する難解なラリー

今週末に行われるラリー・モンテカルロは、厳寒期のフレンチアルプスの山道を舞台とする伝統の一戦。路面は基本的にはターマック(舗装路)だが、山岳地帯のステージはコンディションが変わりやすく、降雪路や凍結路も随所に現れ、WRCの中でも最も過酷なイベントのひとつと言われている。タイヤ選択が極めて重要となり、ドライ用、ウエット用、雪道用のスタッドレスタイヤ、金属製のスタッド(スパイク)が埋め込まれたスノータイヤなど、さまざまなタイヤを状況に応じて的確に選択する必要があるが、多くの場合、同じステージ内にそれらが同時に存在するため、ドライバーに大きなプレッシャーがかかる。

2026年のラリー・モンテカルロでは、モナコ湾がスタートおよびフィニッシュ地点となり、モナコ市街地のグランプリコースの一部を使用するスーパーSS「モナコ・サーキット」が組み込まれたことが大きなトピック。

ラリーはまず、1月21日の水曜日にサービスパークが置かれるギャップの近郊でシェイクダウンが行なわれ、22日の木曜日から競技がスタート。モナコでのセレモニアルスタートに続き、ギャップを目指しながらデイ1として3本のステージを走行。そのうちSS2とSS3は、日没後のステージとなる。

23日金曜日のデイ2は、ギャップの西側エリアで、3本のステージをミッドデイサービスを挟んで各2回走行。6本のステージの合計距離は128.88kmに達し、4日間で最長の1日となる。24日土曜日のデイ3は、午前中に今大会最長となる29.93kmのSS10と、SS3の再走となるSS11を走行。ギャップでのサービスを経て、午後はSS10の再走ステージとなるSS12を走行。その後、モナコを目指し、リモートサービスを経て、現地18時35分から全長2.69kmの市街地ステージ「モナコ・サーキット」に挑む。

最終日となる25日の日曜日はデイ4として、モナコを起点に2本のステージをフランスの山岳地帯で2回走行。そのうちSS14とSS17は有名なチュリニ峠のコーナーを含むステージで、最終のSS17はボーナスポイントの獲得が可能な「パワーステージ」に指定されている。ラリーは4日間で17本のステージを走行し、その合計距離は339.15km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1553.22kmとなる。

画像: 2026年ラリー・モンテカルロのステージマップ。厳寒期のフレンチアルプスの山岳路が舞台となる。

2026年ラリー・モンテカルロのステージマップ。厳寒期のフレンチアルプスの山岳路が舞台となる。

画像: 路面は基本的にはターマック(舗装路)イベントだが、標高が高い場所では氷や雪に覆われる。

路面は基本的にはターマック(舗装路)イベントだが、標高が高い場所では氷や雪に覆われる。

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