「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前のクルマは環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回は、2012年10月に大幅改良された、フォード マスタングだ。

フォード マスタング(2012年・5代目大幅改良)

画像: 初代を彷彿とさせる、ちょっとクラシカルな雰囲気もあるファストバッククーペ スタイルの人気は高い。

初代を彷彿とさせる、ちょっとクラシカルな雰囲気もあるファストバッククーペ スタイルの人気は高い。

アメリカを代表するスポーツカー(スペシャルティカーという人もいるが)といえば、まず思い浮かぶのはフォード マスタングではないだろうか。その初代が誕生したのは1964年のことだったから、もう48年以上(編集部註:2013年当時)の歴史を持つ。

現行型は、2005年にデビュー(日本仕様は2006年に発売)した5代目となる。そろそろ新型も登場するのではと噂されているが、昨年(編集部註:2012年)10月に大幅改良を実施。エクステリアを刷新したほか、インテリアもブラッシュアップが行われた。また、パワートレーンも一部改良を行なっており、より力強いアメリカンスポーツとして進化を図っている。

バリエーションはクーペとコンバーチブルの2タイプで、クーペには5LのV8と3.7LのV6という2機種のエンジンを設定している(コンバーチブルはV8のみ)。

画像: いまやフォードのV8エンジンはDOHCに。426ps/529Nmという大パワー&トルクが豪快な走りをもたらす。

いまやフォードのV8エンジンはDOHCに。426ps/529Nmという大パワー&トルクが豪快な走りをもたらす。

今回の試乗コースは、富士スピードウェイのショートコース。試乗はまずクーペのV8から。コースインしてタイヤが暖まったところで、ストレートでアクセルを全開にしてみる。すると、「ドロロロローッ!」という独特のV8サウンドをともない、あっという間に1コーナーが迫る。ブレーキを踏み込むと、1680kgという比較的重い車両重量だが、思いのほか強い減速Gを見せる。

その後、このコースは左、右、左とステアリングを切り返す1-2-3コーナーが続くが、大きめのロール感は伴うものの、前後の荷重移動をうまく使えば、思った以上に曲がってくれる。

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