308とDS4の妙味に浸っていたさなか、シトロエン C4の新型モデルが発表された。エクステリアデザインの大刷新もさることながら注目すべきは搭載される新パワートレーンである。同社で初のマイルドハイブリッドモデルとなる「シトロエン C4 MAX ハイブリッド」の実力と、その旨みをお届けしよう。(Motor Magazine 2025年5月号より/文:渡辺敏史、写真:永元秀和)

個性として汲める愛おしさ

プジョー&シトロエンのパワートレーン戦略において、今後のキーとなるのが48Vの電動モーターを用いるマイルドハイブリッド=MHEVだ。その概要は2年ほど前に発表されていたが、欧州では昨年あたりから搭載モデルが現れ始めた。そして日本仕様においてはC4のマイナーチェンジを皮切りに、今後徐々にその数を増やしていくことになる。インポーターによれば、既存の1.5L直4ディーゼルターボの代替として普及していく算段だという。

システムは136psを発生する1.2L直3ガソリンターボを軸に、16kW/51Nmの電動モーターと電動変速の6速DCTとを組み合わせ、クラッチ制御でアウトプットをコントロールする仕組みだ。エンジンは旧PSAのピュアテックからの流れだが、部品の40%は新設計になるという。

画像: ステランティスグループで日本初導入となる新ハイブリッドシステムは大きな駆動バッテリーを備えるため最大時速30kmまでゼロエミッション走行が可能だ。WLTCモード燃費は輸入車トップレベルの23.2km/Lを実現する大注目のシステムである。

ステランティスグループで日本初導入となる新ハイブリッドシステムは大きな駆動バッテリーを備えるため最大時速30kmまでゼロエミッション走行が可能だ。WLTCモード燃費は輸入車トップレベルの23.2km/Lを実現する大注目のシステムである。

また、e-DCT6と呼ばれるモーター及びトランスミッションのパッケージは、ベルギーのパンチパワートレーンとステランティスとの合弁会社から供給される。ちなみにこの合同プロジェクトが世に出たのは2018年のことだから、開発や生産のプロセスには6年余の時を要したということだろう。

この新しいMHEVパワートレーンによる新型C4の燃費はWLTCモード値で23.2km/Lである。注目すべきは市街地・郊外・高速と各シチュエーションでの数値に大差がないことだ。ちなみに前型の1.5L直4ディーゼルターボは同モードで22.6km/Lだが、とくに市街地燃費についてはMHEV側の伸びが大きい。

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