ホンダ N-BOX モデューロX(2013年:コンプリートカー)
モデューロXを誕生させたホンダアクセスは、そもそもホンダ車の純正用品をリリースする会社。その商品ラインナップは幅広く、フロアマットからエアロパーツ、さらには足まわりまでを準備する。そんなホンダアクセスが、ついにコンプリートカー事業を開始した。その第1弾となるのがN-BOXをベースにした「モデューロX」だ。いま(編集部註:2013年)売れに売れているN-BOXなら、個性的なモデルを出したとしても受け入れられると踏んだのだろう。
事実、発表直後の2013年1月末時点での販売台数は500台以上を記録。ちなみにモデューロXにはターボとNAをラインナップするが、そのうちの6割はターボだという。価格はベースとなるカスタムGに対し、NAは+23万円の179万円、ターボは+22万円の188万円となる。N-BOXを購入するなら、いっそのことモデューロXに・・・と考える人は少なくないようだ。

15mmローダウンされたことで、スーパーハイト系ワゴンながらもドッシリとした安定感を実現。さりげないチューンがいい。
それもそのはず、モデューロXの内容は実に濃い。単なる見せかけだけのコンプリートカーと思ったら大間違いといえるほどの内容が凝縮されている。まずエクステリア関係は、グリルまわりが改められるだけでなく、バンパー類も交換されている。中でも特徴的なのが、ヘッドライト下の形状だ。写真ではわかりにくいが、モデューロ ブランドが得意とする実効空力を得るために微妙なRが描かれている。見た目だけでなく、走りにも効くエアロパーツをという思いがそこにある。結果として4輪にかかる荷重が均一化されるのだ。
そして足まわりが、これまたスゴイ。前後とも15mmのローダウンを達成したサスペンションは、ダンパーを含めた開発が行われ、じっくり煮詰められた。すなわち、見せかけだけのローダウンではない。それを裏付けるかのように、北海道の鷹栖テストコースを走りまわったという。和製ニュルブルクリンクと呼ばれる鷹栖をN-BOXで走り込むなんて・・・ホンダアクセスは、相当に本気だ。

インテリアはブルーステッチの専用本革巻きステアリングホイール&セレクトレバー、黒木目インパネなどが奢られる。
