2011年10月、MINIブランドとして6つ目のバリエーションとして「ロードスター」が登場した。2009年のフランクフルトモーターショーで「クーぺ」とともに公開された「MINIロードスター コンセプト」の市販バージョンで、クーぺをベースにオープンモデルとして誕生した。MINIブランドにはすでに、3ドアをベースにした「コンバーチブル」が設定されていたが、「ロードスター」にはどんな魅力があったのか。今回はポルトガル・リスボンで開催された国際試乗会の模様を振り返ってみよう。(以下の試乗記は、Motor Magazine 2012年4月号より)

コンバーチブルとは違う、2シーターオープンという個性

MINIはどこまでバリエーションを広げていくのだろう。標準ボディの3ドア、コンバーチブル、クラブマン、クーペ、カントリーマンというボディバリエーションに、ONE、クーパー、クーパーS、ジョンクーパーワークスというモデルバリエーションが展開され、それによってエンジンやサスペンションが異なり、しかもATとMTが用意されるので、単にMINIといってもワイドな品揃えとなる。そしてさらに、このロードスターが加わることになったのだ。

ポルトガルのリスボンで開催された国際試乗会に用意されていたのは、MINIクーパーSロードスターの6速MT仕様だった。

空港の地下駐車場には、すでに強いオーラを放つMINIロードスターが待ち構えていた。その雰囲気はやはりコンバーチブルとは違う。コンバーチブルを持ちながらも、新たに2シーターのオープンモデル、ロードスターを作ってしまった理由がなんとなくわかる気がした。

大きく傾斜したウインドシールドとAピラーがキャビンにタイト感をもたらしているが、2シーターとしては十分な広さを確保している。2シーターといってもスポーツカーのイメージではない。ヒップポジションがことさら低いわけでもないし、ロングノーズでもない。全長も短く、どことなく愛らしい。

キャンバストップの開閉の基本は手動。開ける時はルームミラーの上部にあるハンドルを手前に引き、それを捻るように回すとロックが外れる。そのまま上に押すとウインドシールドと離れるように幌が口を開く。そのまま後方に引けばシートの後ろ側に収納される。その状態で上から押さえ込めばロックがかかる。

トップを閉める時はシート後ろにあるレバーを押してロックを外す。浮いたトップをそのまま前方に引っ張ってくれば頭上がカバーされる。その後ハンドルを下に引きながら回せばロックがかかる。

開閉は手動ではあるが、ソフトトップは軽くて、しかも操作性がよく、開閉時間が極端に短くてすむので、気軽に開け閉めできそうだ。

画像: クラシカルなソフトトップの幌を組み合わせで、エレガントなロードスター・デザインを実現。

クラシカルなソフトトップの幌を組み合わせで、エレガントなロードスター・デザインを実現。

画像: ソフトトップの開閉は手動だが、軽くて、しかも操作性がよく、簡単に開閉できる。

ソフトトップの開閉は手動だが、軽くて、しかも操作性がよく、簡単に開閉できる。

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