ハイブリッド化されても「スパイク」の魅力は不変
荷室にも多彩な収納スペースが設定されている。サイドポケット、サイドライニングトレイやビルトインテーブル、フロアサイドボックスなど、遊んでいる時にポンと道具を置いたりしまったりできる。
そしてもうひとつ、ハイト系コンパクトではフリードスパイクにしかないもの・・・それが今回紹介する、2011年にラインナップに追加されたハイブリッドモデルだ。1.5Lのi-VTECエンジンにIMAシステムを組み合わせ、減速時に全気筒を休止させる「VCM(バリアブル シリンダー マネジメント)」も採用して、省燃費性能をさらに高めている。

フリードと差別化されたCピラーまわりのデザインがユニーク。ハイブリッド化されても荷室の広さはほとんど変わっていない。
このハイブリッドシステムをパワートレーンに搭載したことによって、JC08モード燃費はガソリン車の16.6km/Lに対して21.6km/Lに改善され、その遊び心をさらに気軽にのびのびと楽しめる才能を手に入れることができたのだ。その走りはモーターがアシストするハイブリッド独特の感覚はおさえられ、実にスムーズ。エンジンON/OFFのショックもなく、かなり完成度は高いといえるだろう。
また、ハイブリッド化にともなうスペースユーティリティへの影響も、最小限にとどめている。スロープモード時の床面が35mmほど高くなっているが、反転フロアボードの形状を改良することで、フラットモード時にはガソリン車と同じフロア高に抑えている。専用デザインのエクステリアと合わせて、フリードスパイクならではの魅力は、間違いなくグレードアップしている。
街中で使うには最小回転半径5.2mと小回りも利くし、乗り心地もソフトライドなので、平日はママのご近所の足として、休日は家族や仲間と荷物満載で、フルに使える万能選手だ。

1.5Lの直4エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステム。気筒休止機能も備え、CVTもハイブリッド専用のセッティングだ。
ホンダ フリードスパイク ハイブリッド ジャストセレクション 主要諸元
●全長×全幅×全高:4210×1695×1715mm
●ホイールベース:2740mm
●車両重量:1390kg
●エンジン:直4 SOHC+モーター
●総排気量:1496cc
●最高出力:65kW(88ps)/5400rpm
●最大トルク:132Nm(13.5kgm)/4200rpm
●モーター最高出力:10kW(14ps)/1500rpm
●モーター最大トルク:78Nm(8.0kgm)/1000rpm
●トランスミッション:CVT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:レギュラー・42L
●JC08モード燃費:21.6km/L
●タイヤサイズ:185/65R15
●当時の車両価格(税込):229万5000円



