一層煮詰められたサスペンションを与えられた2000GT
サスペンションはフロント:ストラット式/リア:セミトレーリングアーム式で、これもソアラとコンポーネンツを共有する他グレードと同じだ。ただ、コーリン・チャップマン率いるロータス社との共同開発による「ロータスチューンドサスペンションの成果は、2000GTにもいかんなく発揮されている」と当時のカタログには記されている。つまり「もっともスポーティなセリカXX」としてのスタンスを強調しているのだ。

2000GTのラインアップで、セリカXXはより魅力を増した。ラグジュアリーなイメージからよりスポーティなイメージになったといえる。
ブレーキは四輪ベンチレーテッドディスクを2800GTと同様に採用している。タイヤサイズは195/70SR14が標準だが、2800GTと同じくミシュランの195/70HR14もオプションで選べる設定となっていた。
インテリアはステアリングホイールやサイドサポート性の高いスポーツシートなど2800GTに準じる。ただ、インパネは2000GTはアナログメーターが標準となり、エレクトロニック・ディスプレイメーターはオプションという設定だった。必ずしもデジタルメーターが視認性に劣るということではないが、やはり走りのイメージではまだアナログメーターという時代だった。
いずれにしても2000GTの投入により、セリカXXはより走り志向の若者層に受け入れられるクルマに進化したのだ。

1983年のマイナーチェンジでエクステリアが小変更されている。ドアミラーの採用、エアカットフラップの形状を変更し、空力性能を向上した。
セリカXX 2000GT 主要諸元(1985年1月)
●全長×全幅×全高:4660×1685×1315mm
●ホイールベース:2615mm
●車両重量:1230kg
●エンジン:直列6気筒DOHC24バルブ
●排気量:1988cc
●最高出力:160ps/6400rpm(グロス)
●最大トルク:18.5kgm/5200rpm
●トランスミッション:5速MT
●駆動方式:FR
●燃費・60km/h定地走行:17.6km/L
●車両価格(当時):218万4000円




