モータースポーツ由来のサブブランドとして初めての市販モデルとして誕生した「マツダ スピリット レーシング ロードスター(MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER)」。中でもわずか200台限定となる「12R」には、多くのロードスターファンが特別な想いを抱いていることだろう。果たして、その憧れに見合う完成度が与えられているのだろうか・・・公道試乗で見えてきたのは、マツダらしさの確かなグレードアップぶりだった。

当選確率2%!? 個人的にも「思い入れ」のある1台に初乗り

2025年10月24日から予約受注が始まったマツダ スピリット レーシング ロードスターだが、実際の「レース」はその20日ほど前から始まっていた。わずか200台のみとなる限定車「12R」の商談に臨むためにはまず、その権利を得ることができる予約抽選に応募しなければいけなかったのだ。

画像: フロントアンダースカート、サイドアンダースカート、リアスポイラーなど、ニュルで熟成されたエアロパーツを装備。フロントグリルはメッシュタイプとなる。12Rではさらに、専用デカールが設定された。全長3915×全幅1735×全高1245mm、WB2310mmはスタンダードなロードスターと同じ。前後トレッドも1495/1505mmで変わらない。

フロントアンダースカート、サイドアンダースカート、リアスポイラーなど、ニュルで熟成されたエアロパーツを装備。フロントグリルはメッシュタイプとなる。12Rではさらに、専用デカールが設定された。全長3915×全幅1735×全高1245mm、WB2310mmはスタンダードなロードスターと同じ。前後トレッドも1495/1505mmで変わらない。

画像: リアスポイラーの形状は独特。リアアンダースカートはRSグレーとなる(コアモデルはブリリアントブラック)。車両重量は12Rが1050kgで、コアモデルよりも20kg軽い(スタンダードモデルのRS比+10kg)。試乗車にはさらに販売店オプションの、FUJITUBOチタン製スポーツマフラーが装着されていた。

リアスポイラーの形状は独特。リアアンダースカートはRSグレーとなる(コアモデルはブリリアントブラック)。車両重量は12Rが1050kgで、コアモデルよりも20kg軽い(スタンダードモデルのRS比+10kg)。試乗車にはさらに販売店オプションの、FUJITUBOチタン製スポーツマフラーが装着されていた。

かくいう自分も、予約してみたひとり。明日できることは、明後日考えることにしている。ご予算761万2000円の算段は当たってからでいい・・・とはいえ、応募が始まった10月5日に即決できず、だいぶ悩んで10月20日23時59分の締切ギリギリに申し込んだ記憶がある。

そもそも当たるワケがない・・・と思いながら二の足を踏んでいたということは、心の隅っこに「もしかすると~当たっちゃうかも~」という淡い期待と、金策にまつわる不安要素があったのだろう。10月25日届いた結果通知メールの「ご希望に沿えず・・・」のくだりには、それなりにがっかりしながらホッとした。

メールによれば気になる応募数は、約9500件だという。200分の9500=当選確率はおおよそ2%といったところか。そりゃあまあ、当たらんわな・・・納得しつつも、やっぱり悔しい想いをささやかに引きずっていたところに、とうの12Rに試乗する機会が突然やってきた。シリアルナンバー000/200が、広報車として用意されたのだ。

もちろん200台の行く先はすでに決まっている。なんで今さら貸してくれるの?とも思う。聞けばどうやら、第二弾に向けての期待値を高めるための、広報車導入となったらしい。幸運にも商談に臨むことができたオーナー予備軍の、期待を煽るという目的もあるようだ。

そんなわけで、外れ組約9300名分のイチからしてみれば少しばかり意地悪な目線で、試乗に臨むことになった。レポートではまずは持ち上げておいて、「しかし一方で!」の枕詞とともに、重箱の隅をつつくようにネガティブな面を並べてみせよう・・・だが、器の小さなおじさんのちっちゃな意趣返しは、数分走ればみごとに潰えていた。

数十分も走り続ければ、悔しさがもりもり盛り上がる。結局、第二弾に立ち向かう決意にこってり濃厚なお墨付きがついただけ。あー、次が待ち遠しい(すでに当たる気になっている)。

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