象徴的なトライデント ロゴの100周年となる記念すべき年に、
ラグジュアリーセグメントにおけるブランドポジションの強化を目指す
グラントゥーリズモはその名が示すようにGTカーらしい流麗なクーペで、これをベースにしたオープンモデルがグランカブリオだ。そしてグレカーレは、マセラティのSUV第2弾となるミドルサイズSUVだ。この3モデルが、現在のマセラティラインナップにおける中核を担っている。
今回のデザイン刷新は、マセラティ チェントロスティーレ(デザインセンター)がサーキット専用モデル「MC エクストレーマ(Xtrema)」で、より水平基調かつシャープでアグレッシブなフロントエンドを採用したことから始まった探求の集大成だ。これはGT2 ストラダーレで公道向けに導入され、MC プーラでさらに洗練され、そして今回、グラントゥーリズモ/グランカブリオ/グレカーレにも適用された形だ。

フロントエンドが全面的に刷新された、マセラティ グラントゥーリズモ。
具体的には、グラントゥーリズモとグランカブリオは、フロントエンドを全面的に刷新。外装表面に発生する薄い空気の層(境界層)を吸い込むスリットを備えた新形状のエアインテーク、CFD(数値流体解析)によって開発されたエアカーテン、フロントダウンフォースを向上させるために最適化されたセンタースプリッターを採用した。リアには、新しいクリアレンズを採用したライティングシステムを装備する。
2.9LのV6ネットゥーノ エンジンの最高出力は590psに、最大トルクは650Nmにアップ。最高速度は325km/hに達する(グラントゥーリズモ トロフェオ)。さらに、トロフェオ仕様に標準装備されるスポーツ エキゾーストシステムは、これまでにないサウンドを発するという。どちらも四輪駆動システムと、車高および減衰力が調整可能なエアサスペンションを装備する。
インテリアでは、モータースポーツから着想を得た新デザインのステアリングホイールや、リニューアルされたデジタルクロック、プレミアムメタルを採用したシフトセレクター、デジタルインターフェースなどを特長とする。
グラントゥーリズモ/グランカブリオとも、グレードは490ps仕様のネットゥーノを搭載した標準モデル、590ps仕様のネットゥーノを搭載した「トロフェオ」、そして3モーターで760psを発生するバッテリーEV「フォルゴレ」を設定する。

テールランプにはクリアレンズを採用した、マセラティ グランカブリオ。
