中核グレードの「Z」は「RS」と同様のデザインに。快適装備も充実
ホンダのフィットは2001年に初代が発売されたコンパクトハッチバック。現行型は2020年に発売された4代目となる。これまでに日本国内でシリーズ累計(フィットアリアやフィットシャトルなどを含む)で325万台以上を販売し、2026年で誕生25周年を迎えた。

マイナーチェンジされたフィット。写真左から、クロスター、Z、RS。
今回のマイナーチェンジではグレードラインナップの見直しが図られた。従来型の「ベーシック」を「X」に、「ホーム」を「Z」に変更し、「RS」と「クロスター」を合わせた4グレードとした。パワートレーンは、全グレードで1.5L+モーターのハイブリッド(e:HEV)が設定されるが、エンジン車(1.5L)は「X」と「Z」のみとなる。
また、中核グレードとなる「Z」は「RS」と同様のスポーティでシャープなスタイリングとし、ブラック基調のインテリアに本革巻3本スポーク ステアリングホイールを採用し、ドライビングの高揚感を高めた。また、シートヒーターやUV+IRカットガラスなどを標準装備し、高い快適性も備えている。
「RS」の基本スタイリングは従来型と変わらないが、フロントグリルやリアライセンスガーニッシュをブラック塗装とし、スポーティで上質なエクステリアとした。インテリアにはレッドステッチを施した専用スエードコンビシートやスポーツペダルを採用した。さらに、ホンダコネクト ディスプレー+ETC 2.0車載器やワイヤレス充電器に、シートヒーターやステアリングヒーターを標準装備して快適性を向上させた。

RSのインテリア。従来型はグレー基調にイエローステッチを採用していたが、ブラック基調にレッドステッチとなった。
「クロスター」も、ステアリングヒーターや運転席&助手席シートヒーター、UV+IRカットフロントドアガラスを標準装備して「RS」などと同様に快適性を向上させた。
なお、いずれのグレードもパワートレーンのスペックやサスペンションのセッティングなどに変更はない。エンジン車は1.5L 直4 ガソリン+CVT、ハイブリッド車は1.5L 直4+2モーター+電気式無段変速機の組み合わせ。駆動方式は「RS」はFFのみだが、それ以外は4WDも設定されている。
車両価格は、X(ガソリン/FF)の180万6200円からクロスター(ハイブリッド/4WD)の295万5700円となっている。

Zのリアビュー。リアバンパーもRSと同じデザインで、シャークフィンアンテナはボディカラー化された。
ホンダ フィット e:HEV Z<FF> 主要諸元
●全長×全幅×全高:4080×1695×1540mm
●ホイールベース:2530mm
●車両重量:1200kg
●エンジン:直4 DOHC+モーター
●総排気量:1496cc
●エンジン最高出力:78kW(106ps)/6000-6400rpm
●エンジン最大トルク:127Nm(13.0kgm)/4500-5000rpm
●モーター最高出力:90kW(123ps)/3500-8000rpm
●モーター最大トルク:253Nm(25.8kgm)/0-3000rpm
●トランスミッション:電気式無段変速機
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:レギュラー・40L
●WLTCモード燃費:28.4km/L
●タイヤサイズ:185/60R15
●車両価格(税込):249万9200円




