2026年7月17日〜19日(現地時間)、WRC世界ラリー選手権第9戦ラリー・エストニアがエストニア中南部のタルトゥを起点としたグラベル(未舗装路)で開催される。ステージの路面は前戦アクロポリス・ラリー・ギリシャとは大きく異なり、スムーズで高速コーナーが多く、天候が悪化しない限りハイスピードラリーになると予想される。

今季8勝目を狙うトヨタ、グラベルで逆転を期すヒョンデ

前戦アクロポリス・ラリー・ギリシャでトヨタのセバスチャン・オジジェが優勝し、トヨタは今シーズン8戦で早くも7勝目をマーク。マニュファクチャラー選手権では2位ヒョンデに146ポイント差をつけている。

ドライバー選手権では、エルフィン・エバンスが首位の座を守り、ギリシャで総合3位に入った勝田貴元が2位。オジェが選手権5位から3位へとポジションアップ、それを追って、サミ・パヤリが4位、オスカー・ソルベルグが5位と、トヨタのドライバー5人がチャンピオンシップの上位を占める。

トヨタは今週末のラリー・エストニアにこの5人がエントリー、表彰台独占を狙う。チームオーダーはないはずで、マニュファクチャラータイトルを目指しながら、正々堂々とドライバーチャンピオンの座を競い合う。

一方のヒョンデは、第6戦ラリー・ポルトガルでティエリー・ヌーヴィルが優勝。前戦アクロポリス・ラリー・ギリシャでは終盤のパンクにより勝利こそ逃したものの、17ステージ中12ステージでトップタイムをマークしてグラベルでの高い競争力を示した。

今週末のラリー・エストニアにヌーヴィル、アドリアン・フルモー、エサペッカ・ラッピの3人がエントリーしているが、いずれも欧州の高速ラリーへの経験が豊富で、ここで多くのポイントを獲得できればシーズンの流れを大きく変えられる可能性もある。

画像: 今季8戦7勝と好調なトヨタ。シーズン前半戦までターマックラリーが多かったが、後半戦はすべてグラベルラリー。ここからが正念場となる。

今季8戦7勝と好調なトヨタ。シーズン前半戦までターマックラリーが多かったが、後半戦はすべてグラベルラリー。ここからが正念場となる。

画像: グラベルではトヨタを凌ぐ速さを見せるヒョンデ。マニュファクチャラー選手権ではトヨタに大きな差をつけられているが、シーズンはまだ半ば、ここからまだ逆転のチャンスはある。

グラベルではトヨタを凌ぐ速さを見せるヒョンデ。マニュファクチャラー選手権ではトヨタに大きな差をつけられているが、シーズンはまだ半ば、ここからまだ逆転のチャンスはある。

2026年 WRCマニュファクチャラーズランキング(第8戦終了時)

1位:トヨタ 416
2位:ヒョンデ 276
3位:Mスポーツ・フォード 107

2026年 WRCドライバーズランキング(第8戦終了時)

1位:E.エバンス(トヨタ)158
2位:勝田貴元(トヨタ)151
3位:S.オジェ(トヨタ)125
4位:S.パヤリ(トヨタ)114
5位:O.ソルベルグ(トヨタ)103
6位:A.フルモー(ヒョンデ)97
7位:T.ヌーヴィル(ヒョンデ)95

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