勝田は2本のタイヤをパンクさせて痛恨のデイリタイア
路面からのグリップのない2番手スタートながら、ラリー初日金曜日をエバンスより上位の6番手と健闘していた勝田は、最後の通常ステージとなるSS6で左フロントタイヤをスローパンクからバーストさせ、もう1本のタイヤもパンクしていたためにここでSS7を残し痛恨のデイリタイアとなった。しかも、土曜日、日曜日も不利なスタート順で走ることになり、下位でラリーを終えることになってしまった。
この結果、ドライバーズ選手権は6位となったエバンスが最終パワーステージ3位、日曜日単独のスーバーサンデー2位で、177点にポイントを伸ばした一方、ランキング2位の勝田は最終パワーステージでの1点獲得のみで152点。初優勝と日曜日の獲得ポイントで144点まで伸ばしたパヤリがランキング3位に浮上し、オジェが139点で4位、総合2位と日曜日完全制覇のソルベルグが5位で130点と、トヨタ勢がトップ5を独占する混戦模様となっている。

デイリタイアとなった勝田貴元は総合21位でフィニッシュ。パワーステージで5番手タイムを記録して貴重な1ポイントを獲得した。
次戦WRC第10戦ラリー・フィンランドは、7月30日〜8月2日、中部の都市ユバスキラを起点としたグラベル路面で開催される。ラリー・フィンランドは、今回のラリー・エストニアと同じくハイスピードなグラベルラリーだが、エストニアよりもジャンプやクレスト(小さな丘越え)が多く、路面もやや硬い。(文:新村いつき)
2026年 WRC第9戦ラリー・エストニア リザルト
2026年 WRC第9戦ラリー・エストニア 結果
1位:S.パヤリ(トヨタ GRヤリス ラリー1)2h31m16.5s
2位:O.ソルベルグ(トヨタ GRヤリス ラリー1)+19.5s
3位:A.フルモー(ヒョンデ i20N ラリー1)+53.8s
4位:T.ヌーヴィル(ヒョンデ i20N ラリー1)+59.7s
5位:S.オジェ(トヨタ GRヤリス ラリー1)+1m32.9s
6位:E.エバンス(トヨタ GRヤリス ラリー1)+2m01.0s
7位:M.セスクス(フォード・プーマ ラリー1)+2m35.3s
8位:E.ラッピ(ヒョンデ i20N ラリー1)+3m02.3s
9位:J.アームストロング(フォード・プーマ ラリー1)+3m28.0s
10位:R.ヴェルベス(シュコダ・ファビアRS ラリー2)+8m33.1s
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21位:勝田貴元(トヨタ GRヤリス ラリー1)+8m33.1s
2026年 WRC第9戦ラリー・エストニア スーパーサンデー 結果
1位:O.ソルベルグ(トヨタ GRヤリス ラリー1)22m37.0s
2位:E.エバンス(トヨタ GRヤリス ラリー1)+3.6s
3位:S.パヤリ(トヨタ GRヤリス ラリー1)+5.5s
4位:S.オジェ(トヨタ GRヤリス ラリー1)+5.6s
5位:A.フルモー(ヒョンデ i20N ラリー1)+7.2s
2026年 WRCドライバーズランキング(第9戦終了時)
1位:E.エバンス(トヨタ)177
2位:勝田貴元(トヨタ)152
3位:S.パヤリ(トヨタ)144
4位:S.オジェ(トヨタ)139
5位:O.ソルベルグ(トヨタ)130
6位:T.ヌーヴィル(ヒョンデ)111
6位:A.フルモー(ヒョンデ)111
2026年 WRCマニュファクチャラーズランキング(第9戦終了時)
1位:トヨタ 464
2位:ヒョンデ 308
3位:Mスポーツ・フォード 157



