タイヤ交換のタイミングで3番手に後退しても冷静だったアントネッリ
アントネッリがノリスをかわして2番手に上がったのは26周目。ここからのアントネッリは、猛烈なペースで2.8秒先を行くフェラーリを追い込んでいく。その差は30周時点で1.9秒、32周目にはついに1秒を切って射程圏内へ。
そして34周目、アントネッリはケメルストレートであっさりとルクレールをかわして首位奪還。その後しばらくルクレールも1秒以内に食らいついて再逆転の機を窺っていたものの、最後は突き放された。
シーズン6勝目を挙げたアントネッリは「ここ数戦は厳しい戦いが続いていたけど、またトップに返り咲けて嬉しい。バーチャルセーフティカーがあってルクレールを抜かなければならなかったりと、タフな展開だったけど。先を読めないのがレース。これからもしっかり集中して戦っていきたい」と笑顔。
これでドライバーズ選手権ポイントは204点に到達。ランキング2番手に浮上したハミルトンに45点。チームメイトのラッセルには50点の大差をつけることになった。

ベルギーGPの表彰台。ルクレールは前戦イギリスGPの優勝に続き、連続表彰台。調子を上げてきた。

ベルギーGPのタイヤ戦略。表彰台の3人はいずれもミディアムタイヤでスタートし、その後ハードタイヤへ交換する戦略を採った。ただフェラーリはセーフティカーの導入を待ちながらスティントを長めに設定、実際に、セーフティカーの導入でピットストップでのタイムロスを抑えることに成功した。
次戦、F1第11戦ハンガリーGPは7月24日、首都ブタペスト近郊のハンガロリンクで開幕。決勝は26日に行われる。(文:新村いつき)
2026年F1第10戦ベルギーGP リザルト
2026年F1第10戦ベルギーGP決勝 結果
1位 12 K.アントネッリ(メルセデス)44周
2位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+1.952s
3位 3 M.フェルスタッペン(レッドブル・RBPTフォード)+11.586s
4位 44 L.ハミルトン(フェラーリ)+17.245s
5位 81 O.ピアストリ(マクラーレン・メルセデス)+18.988s
6位 6 I.ハジャー(レッドブル・RBPTフォード)+23.307s
7位 1 L.ノリス(マクラーレン)+24.014s
8位 5 G.ボルトレート(アウディ)+49.140s
9位 41 A.リンドブラッド(レーシングブルズ・RBPTフォード)+50.406s
10位 43 F.コラピント(アルピーヌ・メルセデス)+76.037s
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19位 14 F.アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)+2L
リタイア 18 L.ストロール(アストンマーティン・ホンダ)
2026年F1ドライバーズランキング(第10戦終了時)
1位 12 K.アントネッリ(メルセデス)204
2位 44 L.ハミルトン(フェラーリ)159
3位 63 G.ラッセル(メルセデス)154
4位 16 C.ルクレール(フェラーリ)126
5位 1 L.ノリス(マクラーレン)103
6位 81 O.ピアストリ(マクラーレン)92
7位 3 M.フェルスタッペン(レッドブル)91
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18位 14 F.アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)1
−位 18 L.ストロール(アストンマーティン・ホンダ)0
2026年F1コンストラクターズランキング(第10戦終了時)
1位 メルセデス 358
2位 フェラーリ 285
3位 マクラーレン 195
4位 レッドブル 191
5位 アルピーヌ 61
5位 レーシングブルズ 61



