アウディらしい「プレミアムなコンパクトSUV」として進化
ワイド&ローを強調した筋肉質なプロポーションという基本的なコンセプトは共通するが、Q3は力強く、そしてスポーツバックは優美さをも融合したスタイリングとなる。従来型と比較して全長こそフロントセクションで4cm長くなっているものの、全幅や全高、そして室内寸法などは変わっていないのは好感が持てる。
近年のアウディ車に共通する八角形のシングルフレームグリルに細身のヘッドライト、サイドビューの水平なショルダーライン、初代クワトロを彷彿とさせるブリスターフェンダー、そしてフロントまわりと呼応したデザインのテールランプやガーニッシュなど、力強さの中にも隆盛さを感じさせるのは、アウディらしい。
インテリアでは、ドア内張りからダッシュボードまで一帯で包み込むソフトラップなデザインに、11.9インチのバーチャルコクピットプラスと12.8インチのMMIタッチディスプレイで構成されるMMIパノラマディスプレイも採用。ユニークなのは、ステアリングコラムに2つのレバーを配し、右側はシフトセレクター、左側はターンシグナル/ライト/ワイパーを統合している。これがけっこう使いやすい。
日本仕様のパワートレーンは、Q3/スポーツバックとも1.5Lと2Lのガソリンターボエンジンを設定。いずれもマイルドハイブリッドシステムと7速Sトロニック(DCT)のトランスミッションを組み合わせる。駆動方式は搭載エンジンによって異なり、1.5LモデルをFF、2Lモデルを4WDとしている。
プレミアムコンパクトSUVとしては戦略的な価格設定で、輸入車だけでなく国産ミドルサイズSUVなどもライバルとみているQ3とスポーツバック。アウディならではの上品で知的なデザインと質感の高い走りで、ライバルたちに挑む。(写真:アウディ ジャパン、ほか)
アウディ Q3 TFSI 110kW アドバンスド 主要諸元
●全長×全幅×全高:4530×1860×1610mm
●ホイールベース:2680mm
●車両重量:1610kg
●エンジン:直4 DOHCターボ+モーター
●総排気量:1497cc
●最高出力:110kW(150ps)/5000-6000rpm
●最大トルク:250Nm(25.5kgm)/1500-3500rpm
●トランスミッション:7速DCT(Sトロニック)
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:プレミアム・58L
●WLTCモード燃費:15.6km/L
●タイヤサイズ:235/55R18
●車両価格(税込):550万円




