「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前のクルマは環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回は、2013年にボルボ・カー・ジャパンが設定したV60 T4のポールスター パフォーマンス・パッケージ装着車だ。ボルボ社がポールスター・レーシングと共同開発した、エンジンのパワーアップ プログラム「ポールスター パフォーマンス・パッケージ」は、新車だけでなく現在乗っているクルマにも装着可能なところが嬉しいポイントだ。
ボルボ V60T4「ポールスター パフォーマンス・パッケージ」(2013年:パッケージオプション)
ボルボ社のモータースポーツ公式パートナーである、ポールスター・レーシング。2012年度はS60で参戦したTTAレーシング エリート リーグで、ドライバー/チーム/メーカーのチャンピオン3冠王に輝くという快挙を達成した。そんなポールスター・レーシングとボルボ社が共同開発した専用エンジン マネジメント プログラムが、この「ポールスター パフォーマンス・パッケージ」だ。
日本には昨年(編集部註:2012年)11月に3L 直6ターボのT6エンジン用のプログラムを導入。すでに300台近くが装着しており、このインプレッションも以前に紹介した。そして、この(編集部註:2013年)3月から1.6L 直4ターボのT4エンジン用が導入された。このプログラムをインストールすると、最高出力はノーマルから20psアップの200ps、最大トルクは45Nmアップの285Nmを発生する。しかも、燃費性能や快適さは損なわないという。

今回の試乗車はV60 T4 Rデザインだったが、T4エンジン搭載車ならノーマルのV60はもちろん、V40、S60、V70にも対応する。
今回の試乗車は、ワゴンボディのV60 T4 Rデザイン。内外観は、ノーマルとまったく変わらない。唯一の識別点は、テールゲート右下に付けられた青く四角い「POLESTAR」のエンブレムだけだ。なお、この「ポールスター パフォーマンス・パッケージ」は、セダンのS60やV70、そしてデビューしたばかりのハッチバックのV40のT4エンジン搭載車にもインストール可能だ。
