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3L 直6ガソリンターボにISGを組み合わせる
メルセデス・ベンツのフラッグシップ サルーンであるSクラスの現行型は2020年に登場した7代目だ。2026年にビッグマイナーチェンジされ、日本仕様は同年6月にS450d 4マティックとS580 4マティック ロングから発表された。

メルセデス・ベンツ S500 4マティック ロング。
今回、追加設定されたS500 4マティックおよびS500 4マティック ロングは、いずれも3Lの直6ガソリンターボエンジンにISG(インテグレーテッド スターター ジェネレーター)を組み合わせた48Vマイルドハイブリッドを搭載。通常時の最大トルクは600Nm、追い越しや加速時にトルク値を短時間増加させるオーバートルク時には最大640Nmを発生する(いずれも欧州参考値)。
今回のスペック向上は、新たに高出力化された電動アシストコンプレッサー、吸排気ポートを最適化したシリンダーヘッド、および改良されたインテークカムシャフトに基づいている。さらに、燃焼プロセスや排気後処理にも最適化が図られ、追加された遮音性能向上機能により、NVH(騒音・振動・ハーシュネス)特性も改善されている。
エクステリアは、すでに日本デビューを果たしているS450dと同様、従来比で約20%拡大された大型ラジエターグリル、4本に変更されたクローム仕上げのルーバー、イルミネーテッドラジエターグリル、片側3つのスターデザインを採用したリアコンビネーションランプなどを採用している。
インテリアも同様で、MBUX スーパースクリーン(メディアディスプレイ:14.4インチ、助手席用ディスプレイ:12.3インチ)を標準装備。ステアリングホイールの操作スイッチ類の一部に物理ボタンを採用して操作性を向上させた。

メルセデス・ベンツ S500 4マティック ロングのインテリア。MBUX スーパースクリーン(メディアディスプレイ:14.4インチ、助手席用ディスプレイ:12.3インチ)を標準装備。
インフォテインメントから運転支援、ドライビングパフォーマンスまで、車両のさまざまな機能を統合制御するオペレーションシステム「MB.OS」はより高速な処理性能を可能とする。さらに、クラウドへの接続により、OTA(オーバー・ジ・エア)でソフトウエアのアップデートが可能なSDV(ソフトウエア・デファインド・ビークル)としている。
第4世代へと進化したインフォテインメントシステムの「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」や、最先端の運転支援・駐車支援システム「MB.ドライブ」も標準装備。幅広い内外装の選択肢を提供する「マヌファクトゥーア メイド to メジャー」も導入した。
S500 4マティックの車両価格が1708万円、S500 4マティック ロングが2136万円。いずれもハンドル位置は左右から選べる。
