ステランティス グループがプロデュースする「シトロエン」ブランドから、BセグメントのコンパクトSUVながら7人乗りというユニークな「C3 エアクロス」が日本デビュー。まずは、そのショートインプレッションをお届けしよう。

C3よりパワーアップしたエンジンにモーターを組み合わせる

そして新型C3エアクロスの最大のセリングポイントは、BセグメントのコンパクトSUVながら、3列7人乗りとしたこと。もちろん2/3列目はシートバックを倒してラゲッジルームを拡大できる。しかも倒した2列目と3列目のシートバックの隙間を埋める折りたたみ式のボードも用意されており、このあたりは日本車をけっこう意識しているのかなとも思わせてくれた。ちなみにラゲッジルーム容量は、3列目使用時は約40L、3列目を倒せば約330L、2列目も倒せば約1470Lとなる。

今回の試乗は残念ながら7人乗車ではなく、大人ふたり乗車で。前述のようにパワートレーンは最近のステランティス車の主流となっている、1.2Lの直3ガソリンターボエンジンにモーターと6速DCTを組み合わせた48Vマイルドハイブリッドで、前輪を駆動する。システム的にはC3と共通だが、エンジンのパワースペックはC3の101ps/205Nmに対し136ps/230Nmにアップしている。ただしモーターのパワースペックは共通だ。サスペンションには、シトロエン独自の技術「プログレッシブ ハイドローリック クッション(PHC)」も採用している。

画像: 横長のコンパクトなメーターディスプレイ、10インチのタッチスクリーン、スイッチ式のシフトセレクターなど、インパネまわりはC3と基本的に共通。

横長のコンパクトなメーターディスプレイ、10インチのタッチスクリーン、スイッチ式のシフトセレクターなど、インパネまわりはC3と基本的に共通。

取材日は夏、しかも小雨混じりというシチュエーションゆえ、エアコンも常に稼働していることもあり、発進時こそわずかにモーターのみで駆動するが、すぐにエンジン主体の走行となる。だが、この1.2L 直3ターボ、他のステランティス車と同様に低回転域からレスポンス良く、小気味良い加速で車速をアップしていく。今回は市街地走行のみの試乗ゆえハンドリングうんぬんまでは語りにくいが、街中をキビキビ、スイスイと走れる様子はC3と変わらない。全幅も1.8mを切っているので、やはり街中ではこれくらいのサイズが扱いやすい。

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