「10年ひと昔」とはよく言うが、およそ10年前のクルマは環境や安全を重視する傾向が強まっていた。そんな時代のニューモデル試乗記を当時の記事と写真で紹介していこう。今回は、2013年にボルボ V40に追加された「T5 R-デザイン」だ。

▶▶▶写真はこちら|ボルボ V40 T-5 Rデザイン【画像7枚】

ボルボ V40 T5 R-デザイン(2013年:車種追加)

今年(編集部註:2013年)2月に日本で発売開始、発売後5週間で受注が3100台を超え、高い人気を誇るボルボ V40のバリエーションが拡大される。その第一弾は、最高出力213psと最大トルク300Nmを発生する直5ターボエンジンを搭載したホットバージョンの「T5 R-デザイン」だ。

画像: 全幅はT4よりも15mm幅広いが、他のサイズは変わらない。リアバンパー下には専用ディフューザーも備わる。

全幅はT4よりも15mm幅広いが、他のサイズは変わらない。リアバンパー下には専用ディフューザーも備わる。

ボルボとしてもかつてない好調な滑り出しを見せたV40に、早くも追加された「R‐デザイン」。それも1.6Lの直列4気筒ターボの「T4」ではなく「T5」、すなわち2Lの直列5気筒ターボという高性能エンジンを搭載する。

売れ筋の「T4 SE」に対する車両価格の差は90万円と聞くと、やはり高価に思えるところだが、20万円相当のカーナビゲーションや25万円相当のスポーツレザーシートが標準装備され、専用デザインの18インチ アルミホイールを装着し、しかも内外装はスポーティな仕様とされていることを考えると、じつはとてもお買い得感が高いことに気づかされる。

「T5」と呼ばれる2Lの直列5気筒直噴ターボエンジンには、トランスミッションはDCTではなく普通のトルコンATが組み合わされている。やはりDCTよりもこちらのほうが低速域でのギクシャク感もなく乗りやすい。ただし、マニュアルシフトは可能なのだが、ハンドルにパドルは装着されていない。ボルボ車はみなパドルシフトを採用していないのだが、このR-デザインくらいは採用してもいいと思えるのだが・・・。

T5エンジンは3000rpmあたりから5気筒らしい独特のビートを奏で、レッドゾーンの始まる6500rpm超まで痛快に吹け上がる。全域にわたりとてもパワフルで、この音と加速がいかにお高性能車に乗っているという感覚を堪能させてくれる。

This article is a sponsored article by
''.