文:Webモーターマガジン
▶▶▶写真はこちら|メルセデス・ベンツ Eクラス クーペ&カブリオレ【画像8枚】
メルセデス・ベンツ Eクラス クーペ&カブリオレ(2013年:4代目マイナーチェンジ)
日本でもセダン&ワゴンのビッグマイナーチェンジが発表されたばかり(編集部註:2013年)のメルセデス・ベンツ Eクラスだが、ドイツ本国では続いてクーペ&カブリオレも一新された。基本構成はセダン&ワゴンと変わらないが、スタイリッシュなクーペ&カブリオレでは、よりラグジュアリー感が増幅されているようだ。
セダンとステーションワゴンを大幅に改良して日本導入が開始された、メルセデス・ベンツ Eクラス。ドイツ本国では、早くも2ドアクーペとカブリオレも改良モデルが発表された。しかも、内外装だけではなく、パワートレーンや安全性、環境性能など2000カ所以上、ほとんどフルモデルチェンジに近いほどに改良を受けて発売されたのだ。
今回、日本導入に先がけてメディア向けの国際試乗会がドイツ本国で行われた。アウトバーンの試乗では制限速度解除区間もあり、超高速ドライビングも楽しむことができた。とくにオーバー200km/hでの走りは、ドイツならではの体験だ。クーペもカブリオレも現行型とは比べものにならないほど安定感を増し、240km/hでも本当に矢のように走る。ドライバーもリラックスして、この車速を楽しめる。風切り音もエンジン音も室内への侵入は少なく快適だ、カブリオレもオプションのエアキャップシステムで高速オープン走行を楽しめた。

ヘッドライトはそれまでの異形4灯から2灯式に変更され、顔つきはかなり大きく変わった。
E500は豪快そのもの。E250もトルクの太さが印象的
今回、試乗したのは4.7L V8ツインターボのE500と、2L 直4リーンバーン+ターボのE250。E500のV8遠因は、まるで1960〜70年代のアメリカンV8のようにドロドロという野太く低音のエキゾーストサウンドを発しながら、0→100km/hを5秒台で走りきった。7速ATとの相性も良く、1500rpmからトルクを活かした加速を楽しませてくれる。クーペはもちろん、カブリオレもボディ剛性はしっかりしている。
7速ATは燃費向上のために、60km/h+αで7速にシフトされると、車速が低下してもアクセルペダルを踏まない限り、7速をキープして、エンジン回転数は1000rpmでもフレキシブルに走ってくれる。また、マニュアルモードにシフトしても、すぐにEモードに戻ってしまうプログラミングも採用している。

速度制限がなければ、カブリオレのトップを開けたまま200km/hクルーズも可能だ。
いっぽう、E250も1000rpmあたりから加速するトルクの太さが印象的だ。そこからアクセルペダルを踏み込んでいくと、そのまま6400rpmまで伸びていき、0→100km/hを7秒台で走る。2ドアクーペのボディは現行型と同じBピラーのない開放的なボディ。リアシートにはセンターコンソールが備わり、左右1名ずつが定員だ。着座位置はやや低めで、ヘッドスペースは身長165cmくらいまでならロングドライブも可能だ。トランクのスペースは、現行型とほとんど変わっていない。カブリオレのリアシートも十分実用的で、4人乗車も問題ないだろう。
日本仕様は今秋(編集部註:2013年)に、今回試乗したE500とE250がラインナップされる予定だ。左ハンドルが中心だが、カブリオレはエントリーモデルのE250に右ハンドルが設定される予定だ。

インテリアの質感の高さは、さすがメルセデス。日本仕様の装備はセダンに準ずる予定だ。
メルセデス・ベンツ E250クーペ(日本仕様) 主要諸元
●全長×全幅×全高:4705×1785×1395mm
●ホイールベース:2760mm
●車両重量:1660kg
●エンジン:直4 DOHCターボ
●総排気量:1991cc
●最高出力:155kW(211ps)/5500rpm
●最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1200-4000rpm
●トランスミッション:7速AT
●駆動方式:FR
●燃料・タンク容量:プレミアム・66L
●JC08モード燃費:15.5km/L
●タイヤサイズ:前235/40R18、後255/35R18
●当時の車両価格(税込):669万円




