ステランティス ジャパンがプロデュースする「ジープ」ブランドのミッドサイズSUV「コンパス」の新型が日本デビュー。まずはファーストインプレッションをお届けしよう。

文と写真: 篠原政明
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ジープのさまざまなアイデンティティを新世代風に表現

画像: Cd値はジープ車史上最高の0.29を達成。それでも最低地上高は200mm、渡河性能は408mmとジープらしさは継承。

Cd値はジープ車史上最高の0.29を達成。それでも最低地上高は200mm、渡河性能は408mmとジープらしさは継承。

ステランティス グループにおいてSUV専門ブランドである「ジープ(JEEP)」は、そのラインナップを大きく2つに分けている。ひとつは、ラングラーを中心に自由や本物感など、伝統的な価値をもっとも純粋に表現する「オフロード ライン」。そしてもうひとつは、アベンジャーやコマンダーなどを中心に都市や日常でジープのアドベンチャーを表現する「アーバン アドベンチャー ライン」だ。今回の新型コンパスは、後者に属する。

従来型コンパスは米国で開発・生産されたが、新型はイタリアのデザインチームが手がけ、生産も行う。そのせいか、実車を目の当たりにしてみると、従来型にくらべるとかなり洗練されているのが分かる。7スロットグリル、台形のホイールアーチ、スクエアなショルダー、高いボンネット、そして短いオーバーハングと、いわゆるジープのデザイン上のアイデンティティは踏襲されているが、新世代風にアレンジされている。

薄型のマトリックスLEDヘッドランプと一体的にデザインされた7スロットグリルの上部はイルミネーションが付いた。クラムシェル型ボンネットがノーズを伸びやかに見せ、全長は従来型より130mm長くなってサイドシルエットもソフィスティケートされた。リアにまわればジェリー缶からインスパイアされた「X」モチーフのテールランプが目を引き、ルーフエンドのスポイラーが引き締めている。

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