
▲直線を基調としたウエッジシェイプは、Cd値=0.35を実現していた。

▲足まわりのセッティングには、ロータスの総帥 C.チャップマンがアドバイスしたと言われている。
2代目セリカXXはソアラとシャシを共有するスポーツスペシャリティとして開発され、1981年7月に登場した。リトラクタブルヘッドランプを備えCd値=0.35を実現したシャープな3ドアハッチバックに仕上げられ、スポーツ性をより強く訴求している。

▲初代ソアラにも搭載されていた 2.8Lの直6DOHC、5M-GEU型は170psを発生した。
エンジンは1G系2Lもラインアップするが、本来は北米市場に軸足を置くXXだけに、国内最大級の直6DOHCとなる5M-GEU型2.8Lを頂点に据える。170ps/24.0kgmのスペックは当時国内最強で、最高速度208km/h、0-400m加速16.0秒を実測値で叩き出す実力を備えていた。
82年2月にはM-TEU型2L直6ターボ搭載車を追加するが、ATのみだったため今ひとつ盛り上がりに欠けた。だが同年8月に投入された1G-GEU型2L直6DOHC搭載モデルで、5ナンバーで乗れるスポーティ仕様として人気を得ている。

▲メーターは、スピードはデジタル、水温やフュエルはバーグラフ、タコはトルクカーブ風にLEDで表示。

▲ヘッドレスト一体型のシートは、スポーツカーというよりはGTカー的なデザインだ。
内装は2800GTにデジタルメーターを採用したり、オプションでナビコンを設定するなど、電子機器の採用で先進性をアピールしていた。
「よろしくメカドック」の作中に登場するセリカXXは、2.8L DOHCのボアを3mmアップして、排気量は2960ccに拡大。さらに2基のターボを装着してツインターボ化し、瞬発力をつけるためにパワー・インジェクターも備える。仕上げにニトロ・キットも装着し、最高出力はノーマルの倍を超える400psを絞り出す仕様に改造されていた。

ⓒ次原隆二/NSP 1982,版権許諾証 UA-207

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