業界が震撼したフルヌード。人気者を脱がすのはananより早かった?
時は1977年。すでに「日本一速い男」と呼ばれ、新進気鋭、飛ぶ鳥を落とす勢いの星野選手。当時、30歳。入社2年目の若手編集部員が「星野さん、雑誌デビューして下さい!」と電話すると、二つ返事で快諾。そこから、数々の名企画&迷企画が生まれることになったのです。
![画像: 「スーパーシルエットvsノーマルカー」というトンデモ図式で、ノーマルカーのポテンシャルとレーシングカーの凄さを計るという企画。星野は自分のシルビア・スーパーシルエットをFISCO に持ち込み、ノーマルのスカイラインRS ターボとともに振り回す。なんて豪勢な企画だ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2017/04/23/42e7e32565241623a925c839565a6d53a638e24c_xlarge.jpg)
「スーパーシルエットvsノーマルカー」というトンデモ図式で、ノーマルカーのポテンシャルとレーシングカーの凄さを計るという企画。星野は自分のシルビア・スーパーシルエットをFISCO に持ち込み、ノーマルのスカイラインRS ターボとともに振り回す。なんて豪勢な企画だ。
その後、ホリデーオート編集部へ移った私は「星野番」を続け、巻頭企画に何度も星野さんを引張り出すことになる。筑波サーキットが多かったが、ノーマルカーとはいえ、タイムアタックともなると星野さんは完全に予選モードに。
そして模擬レースともなれば、いつもの戦闘モードに突入。最も印象に残っているのは、中嶋 悟さんとの一騎打ちだった。レース顔負けのテールtoノーズの白熱バトルで、企画したほうがはらはらしたほどの激闘だった。(元祖星野番:河原良雄)
![画像: この記事を見た星野さんは「若かったなぁ(苦笑)。なんかホリデーオートだと、つい脱いじゃうんだよね~。この本が出たとき、娘から『恥ずかしくて学校に行けない!』とこっぴどく叱られたこともあったね」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2017/04/23/656349a59f927df5b41a6588379a028841a43bf3_xlarge.jpg)
この記事を見た星野さんは「若かったなぁ(苦笑)。なんかホリデーオートだと、つい脱いじゃうんだよね~。この本が出たとき、娘から『恥ずかしくて学校に行けない!』とこっぴどく叱られたこともあったね」
(前略)星野さんのご自宅に押し掛けた。星野さんの普段の姿をレポートするために。今で言えば有名人のお宅訪問みたいなもの。
そこで話に乗ってくれた星野さんは「俺のヌードも撮っちゃおう♪」となった。そ
れが業界を震撼(!?)させた「日本一速い男」の裸写真だった。ちなみに印刷の際、「どこまで黒塗りしたらいいですか?」と現場から問い合わせが入ったのは今になれば楽しい思い出である。(元祖星野番:河原良雄)
「The Racing Legend 星野一義 FANBOOK」
A4変形 オールカラー132ページ 2017年4月25日発売 1800円(税込)
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