BMWのニューM5が、まったく新しいタイプの4WDシステムである「M xDrive」を採用して、これまでと次元の異なるスーパーな走りを実現したという。その第一報をお届けする。
4WDと2WDを使い分けるニューM5
5月17日、BMW AGがニューM5の概容を発表した。それによると、なんと第6世代となるニューM5には「M xDrive」と名づけられた4WDが採用されるという。そしてエンジンは4.4L V8ツインパワーターボで、トランスミッションは新しいタイプの8速Mステップトロニックとなる。また、NEDC燃費は10.5L/100km(9.5km/L)と発表された。
そして、このM xDriveが革新的なのは「4WD、4WDスポーツ、2WD」という3つのモードがあるところだ。これにより従来の後輪駆動(2WD)とは次元の異なる走りを実現しているという。さらに4WDによる発進加速の鋭さもあり、0→100km/h加速は過去にあったどのモデルよりも速いそうだ。
このBMW Mモデルにとってターニングポイントになりそうな、ニューM5についての詳細は未発表、この第一報に続き、内容がわかり次第、順次、お伝えしたい。