クルマに関するマニアックなクイズを毎朝8:00に出題するクルママニアッククイズ、通称クルマニQ。初級/中級/上級/マニア級のうち、今回は「中級」の問題。
運転時のフィーリングや動力の伝達ロスの改善が進み、ここ数年見直されているトルコンAT(オートマチック・トランスミッション)。今では国産車でも6速は当たり前、世界に目を向ければ10速まで登場・・・という感じで多段化が進んでいます。
そこで今回のクエスチョン。世界で初めて電子制御5速ATを搭載したクルマは?というのが今回のクエスチョンです。
世界で初めて電子制御5速ATを搭載したクルマは?
正解は4の日産 セドリック/グロリアのでした。
世界初の電子制御 5速ATは Y31型のセドリック/グロリアに世界で初めて搭載されました。この世界初の電子制御5速ATはジヤトコが開発を担当し、VG20DET型( 2.0L V6 DOHCターボツインカムターボ )に組み合わされ合わされました。
ちなみに日産は、その後同じセドリック/グロリア( Y34型 )で、ベルトではなく2つのコマをこすり合わせて動力を伝達する「エクストロイドCVT」を世界で初めて実用化しています。
このように世界初の技術を積極的に実用化してきたことが「技術の日産」と呼ばれる由縁なのです。