クルマに関するマニアックなクイズを毎朝8:00に出題するクルママニアッククイズ、通称クルマニQ。初級/中級/上級/マニア級のうち、今回は「中級」の問題。
![画像: 【クルマニQ】世界で初めて電子制御5速ATを搭載したクルマは?【中級編】](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2017/05/25/3472765f168c49100834fd888ba80d810109e114_xlarge.jpg)
運転時のフィーリングや動力の伝達ロスの改善が進み、ここ数年見直されているトルコンAT(オートマチック・トランスミッション)。今では国産車でも6速は当たり前、世界に目を向ければ10速まで登場・・・という感じで多段化が進んでいます。
そこで今回のクエスチョン。世界で初めて電子制御5速ATを搭載したクルマは?というのが今回のクエスチョンです。
世界で初めて電子制御5速ATを搭載したクルマは?
正解は4の日産 セドリック/グロリアのでした。
![画像: Y31型セドリックは1987年に登場。電子制御 5速ATは、1989年のマイナーチェンジを機に導入された。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2017/05/25/02be53eaf7b7ce22a00471a0ed3395bb0599573f_xlarge.jpg)
Y31型セドリックは1987年に登場。電子制御 5速ATは、1989年のマイナーチェンジを機に導入された。
![画像: 2L・ツインカムターボの VG20DET型エンジンは 1989年のマイナーチェンジでインタークーラーターボ化と同時にハイオク仕様となり、最高出力は210psまで引き上げられた。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2017/05/25/dfe4731325d82ffe99f6c0761f353afdf84304d3_xlarge.jpg)
2L・ツインカムターボの VG20DET型エンジンは 1989年のマイナーチェンジでインタークーラーターボ化と同時にハイオク仕様となり、最高出力は210psまで引き上げられた。
世界初の電子制御 5速ATは Y31型のセドリック/グロリアに世界で初めて搭載されました。この世界初の電子制御5速ATはジヤトコが開発を担当し、VG20DET型( 2.0L V6 DOHCターボツインカムターボ )に組み合わされ合わされました。
ちなみに日産は、その後同じセドリック/グロリア( Y34型 )で、ベルトではなく2つのコマをこすり合わせて動力を伝達する「エクストロイドCVT」を世界で初めて実用化しています。
![画像: 1999年に登場した Y34型グロリア。世界初のトロイダル CVT「エクストロイドCVT」を搭載。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783018/rc/2017/05/25/ffc74c00b78436b30956fd8f16b5c9db530ea27a_xlarge.jpg)
1999年に登場した Y34型グロリア。世界初のトロイダル CVT「エクストロイドCVT」を搭載。
このように世界初の技術を積極的に実用化してきたことが「技術の日産」と呼ばれる由縁なのです。