日産自動車は、エクストレイルをマイナーチェンジして発売した。外観の変更はもちろんだが、注目したいのは高速道路同一車線自動運転技術「プロパイロット」を採用したところだ。
画像: 日産は、マイナーチェンジながら大々的に発表会を開催し、俳優の渡部豪太さん(右)と日産の専務執行役員 星野朝子氏(左)も登場した。

日産は、マイナーチェンジながら大々的に発表会を開催し、俳優の渡部豪太さん(右)と日産の専務執行役員 星野朝子氏(左)も登場した。

タフなスポーツイメージと、日本の道路事情にジャストフィットする使い勝手の良さで人気のエクストレイルがマイナーチェンジを実施した。

今回のマイナーチェンジにおける外観の変更点は、フロントマスクとリアコンビネーションランプの意匠が変更や、外装色が追加された点。新しい外装色の「プレミアムコロナオレンジ」「ガーネット・レッド」など特別塗装色を含む6種類を加え、全12色という多彩なラインアップから選ぶことができるようになった。だが、それ以上に注目したいのは機能面での大幅な進化だ。

とくに、ドライバーを支援するシステムの進化は大きく、高速道路で同一車線内自動運転技術「プロパイロット」をセレナに次いで一部グレードにオプション設定。加えて、リアバンパー下部に足先を入れて引くだけでバックドアの開閉ができるハンズフリー機能付き「リモコンオートバックドア」を一部グレードに標準装備するとともに、「インテリジェトパーキングアシスト」の機能向上なども図られている。

エクストレイルの伝統でありユーザーにも好評な防水シート、防水加工フロア、防水ラゲッジボード(ガソリン車)なども健在。20X(ガソリン車)ではセカンドシートが 4:2:4分割可倒式となり、スキーなどの長尺物を積む場合の利便性が向上した。

パワートレーンは2Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッド(JC08モード:2WD車:20.8㎞/L/4WD車:20.0㎞/L)と2Lガソリン(JC08モード:2WD車:16.4㎞/L/4WD車:16.0〜15.6㎞/L)の2本で、トランスミッションは全車CVTとなる。

エクストレイル 20X 主要諸元

●全長×全幅×全高:4690×1820×1740mm
●ホイールベース:2705mm
●重量:2WD車・2列シート車=1490kg/4WD車・3列シート車=1590kg
●パワーユニット:直4 DOHC・1997cc
●最高出力:108kW (147ps)/6000rpm
●最大トルク:207Nm (21.1kgm)/4400rpm
●トランスミッション:CVT
●タイヤ:225/60R18

エクストレイル 20X HIBRID 主要諸元

●全長×全幅×全高:4690×1820×1740mm
●ホイールベース:2705mm
●重量:2WD車=1580kg/4WD車=1640kg
●パワーユニット:直4 DOHC・1997cc+モーター
●エンジン最高出力:108kW (147ps)/6000rpm
●エンジン最大トルク:207Nm (21.1kgm)/4400rpm
●モーター最高出力:30kW (41ps)
●モーター最大トルク:160Nm (16.3kgm)
●トランスミッション:CVT
●タイヤ:225/65R17

エクストレイル 希望小売価格(消費税込み・単位:円)

画像: エクストレイル 希望小売価格(消費税込み・単位:円)

このほかに、インテリアに高級感を持たせた「モードプレミア」や、標準車よりもワイルドかつタフなイメージを見る者に与える「エクストリーマーX」、専用のエアロやスポーツサスペンションなどを備えた「NISMOパフォーマンスパッケージ」、乗降を容易にする「助手席スライドアップシート車」なども用意されている。

画像: NISMOパフォーマンスパッケージには、専用エアロほかにスポーツステンレスマフラー、アルミロードホイール LMX6S(19インチ)などが装着される。

NISMOパフォーマンスパッケージには、専用エアロほかにスポーツステンレスマフラー、アルミロードホイール LMX6S(19インチ)などが装着される。

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