第4世代目へと進化したフラッグシップモデル
アウディ「A8」がついにベールを脱いだ。この第4世代目のフラッグシップモデルには、アウディが開発した市販車初となる高度な自動運転技術(レベル3)を可能にする技術や人工知能(AI)、全車に標準搭載された48Vバッテリーシステムなどなど、さまざまな興味深いテクノロジーが採用され、まさにアウディのスローガンである「Vorsprung durch technik」=技術による先進を具現化したモデルである。
このアウディA8は、ネッカーズルム工場で生産され、2017年秋からドイツ市場で販売される。A8のベース価格が90,600ユーロ、A8Lのベース価格が94,100ユーロとなる。
新型アウディA8の概要
○ボディザイス
全長:5172mm(A8)/従来型比+37mm、5302mm(A8 L)/従来型比+37mm
全幅:1945mm(A8/A8 L)/従来型比−4mm
全高:1473mm(A8)/従来型比+13mm、1488mm(A8 L)/従来型比+17mm
ホイールベース:2998mm(A8)/従来型比+6mm、3128mm(A8 L)/従来型比6mm
○パワートレーン
V6エンジン(3L)
3.0TDI:210kW(286ps)/3.0TFSI:250kW(340ps)
V8エンジン(4L)
4.0TDI:320kW(435ps)/4.0TFSI:338kW(460ps)
W12(6L):430kW(585ps)
※3.0TFSI+電気モーターを組み合わせによりシステム出力330kW(449ps)、システムトルク700Nmを発生するプラグインハイブリッドのA8 e-tron quattromは後日導入予定。