ガソリン・ディーゼル・プラグインハイブリッドと選択肢の多さも魅力のひとつ
2017年3月のジュネーブオートサロンで世界初公開され、注目を浴びていたXC60が日本でも発表された。従来モデル比較すると全長(+約40mm)と全幅(+約10mm)は大きくなるものの、全高を約60mm低く抑えたスポーティなものとしている。
このスポーティさはデザインにも反映され、ボディサイドのエッジの効いたラインや、フロントのボンネットを伸びやかにそして低くおさえたことからも感じることができる。このことからも、大柄で重厚感のある兄貴分のXC90とは異なるキャラクター付けがなされているように感じ、XC90のスモールバージョンではないことがよくわかる。
その性能は自動運転レベル「2」に相当する
ボルボといえば高い性能の前車追従機能つきアダプティブクルーズコントロール(ACC)や、ボディの堅牢さからくる安全性能の高さをウリにするプレミアムブランドである。このXC60にももちろんそのすべてが注ぎ込まれている。ボルボ最新の先進運転支援システムは上級モデルの90シリーズと同じものが採用され、ステアリングサポート機能や自動ブレーキなどによる事故の回避や被害の軽減を支援してくれる。
ラインナップは搭載されるエンジンによって大きく分けて4種類ある。
2L直4ディーゼルの「D4」、2L直4ガソリンターボの「T5」、2L直4ガソリンターボ+スーパーチャージャーの「T6」、プラグインハイブリッドの「T8」となる。このモデルから新たに追加されたT8を除けば、価格帯は従来モデルからほぼ据え置かれているという点も嬉しいところ。D4とT5は599万円からラインナップしているのだ。また全モデルで8速ATと4WD(AWD)が組み合わされる。
ラインナップは7モデル
XC60 D4 AWD モメンタム 599万円
XC60 D4 AWD R-デザイン 649万円
XC60 D4 AWD インスクリプション 679万円
XC60 T5 AWD モメンタム 599万円
XC60 T5 AWD インスクリプション 679万円
XC60 T6 AWD R-デザイン 724万円
XC60 T8 ツインエンジン AWD インスクリプション 884万円
※D4とT6搭載モデルの納車は2018年第1四半期以降の予定